ランドセルの保管方法!届いたらやることは?早く買うと損なの?

ランドセルの保管方法について

「ラン活」は年々前倒しになっており、中には購入後すぐにランドセルが自宅に届く人もいるかと思います。

ランドセルが早く届いた場合、問題となるのが入学式までの保管方法。しっかり保管しておかないと、せっかく購入したランドセルが台無しになってしまいます。

この記事では、ランドセルを保管する際のポイントや注意点などをまとめるので、ぜひ参考にしてもらえばと思います。

ランドセルが届いたらやること

ランドセルが手元に届いた時に、やるべきことをまとめるので、順番にチェックしてもらえばと思います。

まずは箱を開けて中身を確認

ランドセルが届いたら、まずは中身を確認しましょう。

以下はランドセルの通知表に寄せられた「黒川鞄」の体験談の画像ですが、ランドセルは専用の箱に入っているケースがほとんどです。

箱から出して、注文した内容のモデル、カラーであるかどうかを確認するのはもちろんのこと、届いた時点での傷や汚れがないかどうかもチェックします。

そして、実際に背負って、体に痛みが出ないか確認してみてください。肩ベルトや背パッドなどに問題がある場合にすぐ気が付くことができます。

また、ランドセルの箱には、ランドセル以外の付属品も梱包されています。

通常は、ランドセル以外の同梱物の一覧も記載されているので、「すべて揃っているか」をチェックしてください。

最近は、「6年間保証」がついているメーカーがほとんどです。保証を受ける際に、保証書などが必要なケースもあります。

その「保証書」が入っていなかった…ということもあるので、しっかり確認しましょう。

万が一不具合や不足品があればすぐに連絡を

もし、不具合や不足物があった場合には、すぐにメーカーや販売店などに連絡する必要があります。

新しい物に変えてもらったり、追加で不足の物を送ってもらったりするには、日数を要することも多いです。早めに連絡しましょう。

箱に戻す際の注意点

ランドセルを箱から一度出して背負い、再度入れる時に、無理やり入れようとすると変形する可能性があるので注意しましょう。

意外と戸惑うのがベルトの扱い。どうなっていたのかも含め、一連の流れを動画撮影しておけば安心です。

面倒だからといってベルトを梱包時とは違う状態のまま箱に入れてしまうのは絶対にNGなので、注意してください。

箱に戻す際は、以下の手順でしまうと安心です。

ベルトを外す

ランドセルがメーカーや販売店から発送される段階では、ランドセル本体とベルトは別々の状態です。

ランドセルを試しに背負って、再度、箱に梱包する際には、背負えるようにしたベルトをまた外して、発送時の状態にしなくてはいけません。

ベルトとランドセル本体に傷がつかないように慎重に作業を行い、ベルトが伸びた状態にしてランドセルの背中部分を下に向けて置きます。

梱包材を元通り付けてしっかり守る

もともとランドセルは厚紙やビニール製の梱包材などを使って守られて発送されます。

元通りの状態に梱包するのですが、簡単な作業ではありません。

スマホで写真や動画を撮るなどしておけば、どの梱包材がどの部分に付いていたのかが分かるので便利です。

下側ベルトを処理

ランドセルを立てた場合に下側にある短いベルトの処理も必要です。

【ベルトを外す】の項目で伸ばした長いベルトをかぶせ方向へまわし、下側のベルトと留め合わせます。

丁寧に箱に戻す

この状態でランドセルが入っていた箱に戻せば、ベルトが傷ついたり、変形したりする心配もありません。

せっかくのランドセルに傷を付けないために、丁寧に作業してください。

ランドセルを保管する時の注意点

ここからは、入学まで綺麗な状態でランドセルを保管しておくためのポイントをまとめます。人生で1回しかない小学校の入学式で失敗しないよう、しっかり確認しておきましょう。

保管する際の場所はどこがいいの?

ランドセルは、保管する環境がとても大切です。常に空気が乾燥していて、直射日光が当たらない場所を選んでください。

店舗では、以下のようにランドセルが陳列されています。自宅でも、なるべく横置きではなく、縦置きするように心がけましょう。

カバンのフジタ十日町本店

※画像:カバンのフジタ十日町本店

当然ですが、床に直置きせず、クローゼットなどに入れておくのがベストです。もちろん定期的な換気もカビ対策のために必要不可欠です。

湿気の多い季節はカビに注意!

ラン活は年々早期化しており、梅雨前など、湿気が多い季節にランドセルが届くこともあります。

湿気が多い季節には、カビが生えやすくなります。

また、空気が乾燥する季節でも、加湿器を使うことが増え、それがカビの原因になることもあります。

箱に入った状態の保管は湿気をためやすく、カビの温床になる危険性が高いです。定期的に換気をするよう心がけてください。

もし入学前にトラブルが起きてしまったら

ラン活も無事に終了し、ランドセルも手元に届いて確認したので、もう安心!と、思いきや、実は入学前にトラブルが起きている例もあります。

「保管方法」「もともとランドセルに問題があった(初期確認不足)」が主な原因です。

届いた直後のチェックをしっかり行っていても、完璧ということはありえません。保管中に、カビの発生や変形などが起こるケースもあるでしょう。

「早く気づき早く対応をお願いする」というのが、入学前のトラブル発生時の鉄則です。

入学式の直前ではなく、少し早めの時期に再確認することが大切です。

自分の保管方法が原因でも、メーカー側に過失があっても、どちらにしてもすぐに保証書に記載されている番号に電話をかけてください。

入学式までに修理などが間に合わない可能性もあるので、オンライン問い合わせではなく必ず電話をかけましょう。

大量生産品なのか数量限定品なのか…商品特性によって状況は変わってきます。

数量限定品の場合は融通が利きにくいため、より時間に余裕を持たせて再チェックしてください。

なお、ランドセルが型崩れする原因と対処法については、こちらの記事でまとめているので、あわせてチェックしてみてください。

早く買いすぎると後悔する?いつ頃がおすすめなの?

ラン活の時期は年々早くなっていて、入学よりもかなり早くランドセルを買う人が増えています。

早く買いすぎると後悔することはあるのでしょうか?

結論から言うと、できるだけ早い時期に購入するのがおすすめです。

理由は在庫が豊富で希望のランドセルが購入できる上に、ブランドによっては早割を行っていてお得に買えるからです。

ただし、手縫い・手づくりのランドセルの「黒川鞄」や「土屋鞄」などの工房系人気ブランドのコードバンモデルは、毎年1~3月の販売開始直後に完売してしまうことが多いです。(※特に黒川鞄の人気は圧倒的)

6年間使う物なので、せっかくなら欲しいモデルを諦めたくないですよね。

また、新作モデルをお得に購入したい場合は、早割期間中の購入がおすすめ。大手人気ブランドのセイバン、フィットちゃん、ふわりぃ、ララちゃんでは、早割を実施しています。

ブランド 割引率
セイバン 10%OFF
フィットちゃん 10%OFF
ふわりぃ 5~15%OFF
ララちゃん 約8%OFF

早割の詳細はブランドによって異なりますが、より早い時期の方が、購入特典や割引率が充実しています。

たとえば、ふわりぃの場合、8月1日までは超早割で15%OFF、10月31日までは10%OFFといったように早ければ早いほど、お得な価格で購入できます。

お得に購入できるならば、型落ちや店頭展示品でもいいという場合は、8月以降に各ブランドが開催するアウトレットセールを狙うのもおすすめです。

ランドセル選びの1年間の流れは「ラン活・カタログ資料請求」ページにまとめているので、チェックしてみてください。

ラン活・カタログ資料請求ページはこちら

まとめ

ワクワクした気持ちで選んだランドセルが手元に届いたら、整った状態で入学式を迎えたいですよね。

そのためには、正しい方法で保管することが、とても重要です。

このページを見て、ランドセルをより良い環境で保存して、笑顔で入学の日を迎えてください。