電車で学校へ通うので事故に遭わないか心配です

電車で学校へ通うので事故に遭わないか心配です

小さなお子様1人での電車通学、心配で仕方がありませんよね。
少しでも安心して子供たちを送り出すために、まずは事前準備をしっかりと行っておきましょう。

ルート確認と練習は徹底しましょう

子供が一人で電車通学できるようになるためには、それ相応の練習が必要です。

日々の会話の中でも電車に乗り降りする駅名の確認をしたり、実際に電車に乗って学校に行ってみたりなど、事前にできることを徹底して行ってあげましょう。

最低でも5回は実践を

事前に電車に乗る練習を行う際は、最低でも5回は行うことを心がけましょう。
大人であれば1度や2度乗れば覚えられることでも、人生経験の浅い6歳の子供にはとても難しかったりします。

何度も繰り返して不安が残らないようにしておきたいですね。

実際の登校時間に合わせた練習を

電車は乗る時間によって混雑具合が全く違います。
昼間であれば座れても、朝の混雑時には手すりに摑まることすらできない可能性もあるのです。

通勤ラッシュの混雑に子供がパニックを起こさないためにも、練習の段階から登校と同じ時間に合わせて電車に乗るようにしましょう。

緊急事態に備えよう

親として最も心配なのが何かトラブルに巻き込まれないかという心配でしょう。
何かと物騒な事件が頻発する中で、子供には自分の身を守るすべを教えておきたいものです。

駅員さんやお巡りさんのいる場所を確認しておこう

子供たちが誰に助けを求めればよいのかを知っているか知らないかでは、結果に大きな差が出てくる場合があります。

周りの大人たちに助けを求めるということも一つの手ではありますが、忙しい通勤時間に相手をしてくれる人が都合よく見つかるとは限りません。

そこで事前に駅員さんがどこにいるのか、お巡りさんがどこにいるのかなどをしっかりと確認し、安心して助けを求められる場所を確保してあげましょう。

防犯グッズを有効活用しよう

近くに頼れる大人がいないというとき役に立つのが防犯グッズです。
防犯ブザーやGPS機能付きの携帯電話など、子供の安全を守るアイテムを有効活用していきましょう。

トイレの確認を怠らないで

子供たちが実際に電車通学する中で、比較的多く発生するトラブルがトイレのトラブルです。
頼れる保護者も先生もいない電車の中で、もしもトイレに行きたくなってしまったらどうすればいいのでしょうか。

大人ならばいったん電車を降りてトイレに駆け込むということもできますが、子供の場合はそうはいきません。
下手をしたら迷子などの大きなトラブルを引き起こしかねないのです。

そこで事前にトイレの場所をしっかりと教えて上げておくことが大切です。
乗り降りする駅のトイレはもちろんのこと、通過する駅一つ一つのトイレを確認し、途中下車しても迷子にならないようにしてあげましょう。

不安が伝わらないようにしよう

初めてわが子を一人で送り出す不安は計り知れませんが、その不安は子供にもしっかりと伝わっています。

事前の準備で自分自身の不安を打消し、子供たちが安心して通学できる環境作りを心がけていきましょうね。