ランドセルの色や形は自由でいいの?

小学校のランドセルに色や形の指定などの決まりはあるの?

近年、様々なモデルのランドセルが発売されていて、
子供の個性に合わせて自由に選ぶことができるようになりました。

ただ、あまりに個性的なランドセルでは、学校で受け入れられないのでは…と、
不安に思ってしまう事もありますよね。

ここでは、ランドセルの色や形に関する学校の指定についてまとめてみました。

原則ランドセルの規定はない

基本的にランドセルの規定はありません。
色や形の指定などはないので、自由に選択することができます。

ただし、中には例外もあります。

例えば、私立の小学校では指定のランドセルが用意されているところもありますし、
公立の小学校でも形に指定がある場合もあります。

子供が個性的なランドセルを選んだ場合は、
購入前に一度小学校に確認してみると安心です。

では、個性的なランドセルには、どのようなものがあるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。

変わった色のランドセル

ランドセルのカラーバリエーションは、年々増えつつあります。
中には個性的なカラーを展開するブランドも。
個性的なカラーの種類には次のようなものがあります。

  • イエロー
  • オレンジ
  • グリーン
  • シルバー
  • ゴールド

ランドセルとは思えない斬新なカラーも多く、
従来のイメージを大きく覆すランドセルが増えています。

固定概念にとらわれることなく、
子供の個性に合わせて自由にカラーを選ぶことができる時代となりました。

カラー別の人気ランドセルについてはこちらの記事で紹介しているので、
ぜひ参考にしてみてくださいね。

カラー別の人気ランドセルの口コミ

変わった形のランドセル

カラーだけでなく、形に関しても個性的なモデルが増えています。
それぞれのタイプ別に特徴を見ていきましょう。

横型ランドセル

一般的なランドセルは縦型が基本ですが、
最近では横型のモデルも増えつつあります。

キッズアミでは横型ランドセルを扱っています。

オシャレで個性的なデザインの横型ランドセルは、
周囲の注目を集めること間違いなし。

意外に収納面でも充実しているので、
縦型と比べてデメリットが多いというわけでもありません。

横型ランドセルの詳しい解説は、こちらで解説しているので、
ぜひ参考にしてみてください。

キッズアミの口コミをチェックする


半カブセのランドセル

池田屋 イタリア製防水牛革プレミアム 半カブセ

カブセが短く、ランドセル本体の半分までしか覆っていないタイプを、
半カブセ(ハーフカバー)ランドセルと言います。

まだまだ全カブセモデルがほとんどですが、
最近では半カブセモデルも増えてきました。

池田屋では半カブセのランドセルを扱っています。

半カブセモデルのメリットは、何と言ってもオシャレなところです。
まるで一昔前の学生カバンを彷彿させるデザインは、
レトロでクラシカルなイメージを与えてくれます。

また、かぶせが短いので物が出し入れしやすく、
使い勝手が良いというメリットもあります。

一方で、かぶせが短い分、雨がしみ込みやすいというデメリットもあります。
特に本革製のランドセルの場合は、防水対策をしっかりとしなければなりません。

池田屋の口コミをチェックする


芸術的なランドセル

羽倉とよおか

最近では、かぶせ部分に芸術的なデザインを施した、
オシャレなモデルのランドセルが増えています。

羽倉ではデザインが芸術的なランドセルを扱っています。

ランドセルの装飾と言えば、ステッチや刺繍、凹凸などが一般的ですが、
革職人の熟練の技を駆使して、カブセ部分に加工を施し、
まるで彫刻を施したかのような美しいランドセルもあります。

どれだけ眺めていても飽きないくらい繊細で美しい革細工は、
ランドセルとは思えない芸術性を感じさせてくれます。

羽倉の口コミをチェックする


ランドセルの必要性について

小学校はランドセルで登校するというのは一般常識ですが、
そもそも、なぜランドセルが必要なのでしょうか。

ランドセルには、大きく分けて3つの役割があります。

子供の身を守る

まず、ランドセルは、転倒したときや交通事故の際に、
クッションとなって身を守る役割を果たしてくれます。

それだけではなく、ランドセル中につけられた反射材が、
自己を事前に予防してくれる効果もあり、
子供のみの安全を守る設計となっています。

荷物をたくさん運べる

ランドセルは容量が大きく、教科書や筆記用具だけでなく、
体操服や上靴、給食エプロンなど、色々なものを入れることができます。

さらに形も固定されている、肩ベルトや背あてにクッションが入っているなど、
背負いやすくて重さを感じにくい構造になっていて安心です。

存在感がある

ランドセルは大きくて目立つので、
背負っているだけで小学生がいるという事が一目でわかります。

そのおかげで運転を気をつけたり、困っていないか気に掛けたりなど、
周りの大人の注意を引くことができます。

バックではダメなの?

ランドセルではなくリュックやショルダーバッグの方が、
軽くて使いやすいのではないか…という意見をよく耳にします。

実際、ランドセルではなくナイロン製のリュックを普及している地域や、
特にランドセルにこだわらないとしている小学校もあり、
小学生は必ずしもランドセルでなければならない、というわけではないようです。

ただ、学校によってはランドセルが必須というところも多くありますし、
一人だけリュックを持っていると浮いてしまうという可能性もあります。

ランドセルは、価格が高い、重いなどのデメリットはありますが、
先ほど紹介したように、ランドセル特有の役割もあるので、
バッグの方が優れていると一概に決めつけるのではなく、
ランドセルの良い面も知ったうえで検討することがおすすめです。

まとめ

近年、子供の好みに合わせて様々なモデルのランドセルが作られています。

豊富なカラーバリエーションやオシャレなデザインが増えてきて、
子供の個性を主張できるモデルを選択できるようになりました。

ランドセルは、色や形などの指定は特にありませんが、
あまり個性的なモデルの購入を考えているのなら、
小学校に一度問い合わせて、使用可能かどうかを確認しておきましょう。