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クラリーノ(人工皮革)ランドセルについて

クラリーノランドセルと言えば、最近では主流となっているランドセルですね。

ランドセル=クラリーノ、という方程式が広く浸透しているように思いますが、
クラリーノとは株式会社クラレが作った「人工皮革」のことです。

一昔前までは、ランドセルの素材として定番だったのは「牛革(本革)」ですが、
数年前からはこれに代わってクラリーノが定番となってきました。

実は人工皮革には、クラリーノの他にも、
「ベルバイオ(ララちゃんランドセル)」や「タフガード(萬勇鞄)」など、
いろんなものがあります。

ですが、なんと販売されているすべてのランドセルのうち、
70%以上にクラリーノが使われているそうで、
やはり「人工皮革といえばクラリーノ」という認識が強いのでしょう。

でも名前を聞いたことはあっても、
クラリーノって一体どんなの?
クラリーノと牛革のランドセル、どこが違うの?
と疑問に思うこともありますよね。

そこで、簡単にクラリーノの特徴や、そのメリット・デメリットを紹介します。

クラリーノの種類

クラリーノと言っても、クラリーノはいわば人工皮革の総称なので、
実際には数多くのバリエーション・種類があります。

どんどん新バージョンも開発されていて、
現在は大きく分けて6種類ぐらいのクラリーノ皮革があります。

  • クラリーノ
  • クラリーノエフ
  • クラリーノレミニカ
  • クラリーノタフロック
  • クラリーノリピュート
  • クラリーノロベニカ

というのがそれですね。

それぞれに特徴がありますので、簡単に紹介していきましょう。

クラリーノの特徴

数あるクラリーノの基本となる人工皮革です。

特殊な合成繊維を立体的に絡み合わせた不織布をベースに、
表面をポリウレタン樹脂で加工して作られています。

すべての「クラリーノ○○」はこれをベースに作られているんですね。

このクラリーノの大きな特徴は何と言っても軽いこと。

牛革の漉き(薄くする技術)の程度にもよりますが、
同じ型で作られているランドセルで比べてみると、

  • 牛革製ランドセル : 1300g〜1500g
  • クラリーノ製ランドセル : 1050g〜1300g

ぐらいの違いになっています。

また、天然だからこそ水濡れに弱い牛革などと違って、
クラリーノは表面をポリウレタンで加工しているので水濡れに強い、
などの違いもありますが、これについては後のメリット・デメリットで紹介しましょう。

ちなみに、クラリーノはよく合成皮革と一緒だと思われるようですが、
実は「合成皮革」と「人工皮革(クラリーノ)」というのは全く別物だそう。

違いは、クラリーノは不織布がベースで、合成皮革は織物がベースという点。

合成皮革は織物なので、縱に繊維が走っていて傷や強度に問題があり、
ランドセルに傷がつくと、そこから裂けるように破れてしまうケースもあるようです。

一方クラリーノは不織布なので、
傷がついてもそこから繊維に沿って破けるようなことはありません。

これが合成皮革とクラリーノの大きな違いで、
耐傷性に優れるクラリーノが選ばれている理由なんだそうです。

クラリーノエフの特徴

クラリーノエフはクラリーノに比べて、
より牛革に近いものを目指した人工皮革です。

牛革本来の風合いに近づけていて、光沢も少し抑えめ。
また、牛革の持つしなやかさなどを再現しているのがクラリーノエフの特徴です。

牛革に近づけた分、クラリーノよりも少しだけ重くなっていますが、
それでも牛革よりは当然軽め。

その自然な風合いや軽さ、加工のしやすさなどが受けて、
今ではクラリーノランドセルに使われる主流素材になっています。

クラリーノエフにはさらにいくつかの種類がある

クラリーノには大きく分けて6種類があると言いましたが、
実はその中にも細かい区分があり、
なかでもクラリーノエフはその種類が多い素材になっています。

代表的なものを挙げると、

  • クラリーノエフ
  • クラリーノエフ2
  • クラリーノエフ3
  • クラリーノエフ レインガードFα
  • クラリーノエフ レインガードFx

など。

「エフ」は、牛革の風合いを強く押し出した光沢のあるタイプで、
革のシワなどが深く強調されているタイプ。

「エフ2」はシワ感を失くし、その分光沢を抑えたタイプになっています。
フィットちゃんランドセルの「ロイヤルローズ プルミエール」「あい・愛ティアラ」なんかは、
この素材が使われていますね。

次に「エフ3」ですが、これも「エフ2」同様、シワ感を少なくしたタイプ。
ただしこちらは光沢のある表面加工になっています。
フィットちゃんランドセルでは「プティガール」や「イートンクラブ」に使われています。

一方、「レインガードFα」「レインガードFx」は、
クラリーノエフの撥水性を更に高めた素材です。

有名どころではセイバンの天使のはねランドセルに使われていて、
「レインガードFα」は「モデルロイヤルベーシック」系に、
「レインガードFx」は「モデルロイヤル・レジオ ベーシック」系に使われています。

挙げ始めるとキリがないのでこれぐらいにしておきますが、
このようにクラリーノエフにも様々なバリエーションがあります。

とはいえ、全部しっかり覚えないといけないことはなく、
大まかに「クラリーノエフは牛革に近い風合いを持つ軽い人工皮革」、
と覚えておけばいいでしょう。

クラリーノレミニカの特徴

クラリーノレミニカは、傷に強いタイプのクラリーノです。

人工皮革の表面にウレタンを使うことで、
牛革のような見た目のまま傷に強い加工をほどこしてあります。

光沢があるタイプなので、
キラキラ輝く、女の子向けカラーにも適しています。

クラリーノタフロックの特徴

クラリーノタフロックは、
クラリーノレミニカよりもさらに強度を高めて作られた素材です。

とても傷に強いので、ランドセルを放り投げたり、
少しどこかにこすったりするぐらいでは大きく傷がつきません。

また元々、クラリーノ自体の耐水性、またメンテナンス不要の強度がありますので、
6年間使っても型くずれせず、キレイなまま使えると評判です。

クラリーノリピュート

クラリーノリピュートはクラリーノの中でも特徴的な人工皮革。

表面にメタリック加工を施すことでパール系とはまた違った輝きを持ち、
また牛革の風合いもしっかり持ち合わせているので、独特なカラーリングが楽しめます。

レミニカやタフロックのような強度はありませんが、
その分軽いのでデザイン面と使用感に優れています。

クラリーノロベニカ

クラリーノロベニカは最近開発された特殊な素材。

その特徴は他のクラリーノとは違って、通気性に特化しているところです。

そのため、クラリーノロベニカが使われているのは本体素材としてではなく、
ランドセルの背当ての部分。

牛革の中でも柔かいカーフ素材のような手触りの良さと風合いを持ちながら、
抜群の通気性を誇るので、ランドセルを背負ったときの背中の蒸れを防いでくれます。

開発されてからすぐ、多くのランドセルに使われるようになっていて、
本体は牛革でも、背当てにはロベニカを使ったランドセルも数多く登場しています。

クラリーノ(人工皮革)ランドセルのメリット

さて、色々なクラリーノの種類を紹介していてなんとなく特徴はつかめたかもしれませんが、
ここでは具体的に牛革と比べたときのクラリーノのメリットを紹介していきます。

現在定番となっている、というだけあってクラリーノには様々なメリットが挙げられます。

  • 軽量である
  • 傷や水濡れに強い加工が施されている
  • 型崩れがしにくい
  • お手入れが簡単
  • カラーリングの自由がきく

この中でも特徴的なのは、
何といっても小さなお子さんでも楽に背負える、
という点ではないでしょうか。

ランドセルにはたくさんの教材を入れなければなりませんから、
素材が軽いということは、小さな体への負担も最小限にとどめることができる、
という配慮になるのです。

さらに、素材自体が軽いクラリーノを使えば、
その分ランドセルの強度を高めるために様々な加工をほどこすこともできます。

たとえば、本体の中に型くずれを防ぐための補強板を入れておく、
といった対応もできるんですね。

硬い補強板を入れようとすると、どうしてもその分重量が重くなるので、
牛革を使ったランドセルでこれをしようとすると、とんでもない重さになってしまいます。

でも本体素材にクラリーノを使えば、重量を重くせずに型くずれなどを防ぐことができます。

6年間使用するランドセルですから、体に負担を掛けない軽さであると同時に、
「型崩れしにくい」という強度が求められるのです。

ほかに傷や水濡れに強いというのも大きなポイントでしょう。

昔のクラリーノは傷に弱いと言われていて、
実際に牛革に比べると強度には不安がありました。

しかし技術の進化によって傷に強いクラリーノも登場して、
牛革と比べても十分な強さを誇るようになってきています。

また雨などに弱い天然皮革に比べて、
クラリーノは表面に加工がなされていて水濡れに強いのも特徴。

水や汚れに強いからお手入れがほとんど要らず、
その上強度も強いので6年間比較的キレイに使うことができます。

そして、クラリーノは人工皮革なので、カラーリングの自由がききますね。
デザインやカラーリングというのもランドセルの大事な要素。

これの幅が広いというのは人工皮革ならではといえるでしょう。

クラリーノ(人工皮革)のデメリット

こんなにたくさんのメリットが挙げられるクラリーノ(人工皮革)ですが、
ではデメリットはというと、

  • 耐久性が劣る
  • 質感が劣る

ということが挙げられるのではないかと思います。

やっぱり、なんだかんだ言って牛革は丈夫です。

人工皮革よりも重たいというのは、
それだけ密度が高いということで、強度は牛革に軍配があがります。

もちろんクラリーノも進化しているので、
強度の強いものは牛革に近いぐらい傷に強くはなってきています。

それでも他の天然皮革、特にコードバンなんかはとても強度が高いので、
太刀打ちはできないでしょう。

さらに使い込むほどに味わい深くなる本革と比べて、
クラリーノは少々安っぽく感じられてしまいます。

本革は自然の動物の皮革が使われているので、
手で触ったりする度に皮脂などを自然に吸収して色合いも変化し、
独特の雰囲気がでてくるものです。

一方のクラリーノは化学繊維ですから、
本革のような自然なエイジングには期待できません。

軽量化が実現できた分、質感において若干劣っている、
という点が弱点ですね。

しかしこれは裏返せば、クラリーノが人工皮革であるため、
いつまでも新品のような質感を保つことができる、
と言い換えてもいいかもしれません。

たとえば最近流行のカーボン加工をほどこしたランドセルなどが代表的です。
風合いを活かすというより、ずっとキレイな見た目を保つということですね。

全体的に見てみるとやっぱり一長一短ではありますが、
毎日、しかも6年間快適に使う道具としてならクラリーノ、
嗜好品として身につけるこだわりの品としてなら本革、
というのが大まかな評価の分かれ目になると思います。

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