※肩の負担を軽くしてくれる「楽ッション」が大人気!
フィットちゃんでは、肩ベルトの厚みが従来モデルの2倍となった「楽ッション」ランドセルが人気です。
体への負担を軽減してくれる他、衣類が傷つかないようベルトの切断面をくるみ込ませる工夫もしているので、ぜひチェックしてみてください!
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※【要チェック】カバンのフジタの光るランドセル!
カラフルなデザインで人気のカバンのフジタですが、「牛革」を使った光るランドセルが注目集めています。
2023年度はパステルカラーがラインナップに追加。各色100本の数量限定のため、早めにチェックしておきましょう!

【2023年度】ランドセルの人気メーカー・ブランドランキング
数あるランドセルメーカー・ブランドの中でも、特に人気が高いところをランキング形式で紹介します。
近年はランドセルもかなり多様化しているため、ランドセルの通知表では「生産量の多い大手ブランド」、「工房系でクラシックなデザインのブランド」、「工房系でモダンなデザインのブランド」の3つに分類してわかりやすくまとめています。
知名度が高いブランドが好きな方は大手ブランドのランキングを、工房系で探している方はお好みのデザインに合わせてクラシック、またはモダンのランキングをご覧下さい。
ランキングの順位は毎月更新していくので、気になるブランドがある人はぜひチェックしてみて下さい!
<このブロックで解説している項目>
大手ブランド人気ベスト5
まずは大手ブランドの人気ベスト5を紹介します。
大手メーカーが製造しているだけあって、最新の機能や、モデル数が多いことが特徴に挙げられます。
また工房系に比べて在庫数も豊富なので、年間を通していつでも購入しやすいという安心感があります。
特に人気が高いのは「セイバン」と「フィットちゃん」の2大ブランドで、常に最新の機能を取り入れた高品質なランドセルを作っています。
会社名 | 株式会社 セイバン |
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住所 | 兵庫県たつの市龍野町片山379-1 |
創業年 | 1919年(大正8年) |
モデル数 | 人工皮革:29 牛革:1 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:47,300円 最高値:93,500円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:990g 最重量:1550g |
セイバンはフィットちゃん同様、大手2大ブランドの一つで、TVCMでもお馴染みになった「天使のはね」という機能が人気です。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
最近では話題の光るランドセルが追加され、引き続き1,000gを切る超軽量モデルも人気となっています!
会社名 | 株式会社 ハシモトBaggage |
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住所 | 富山市北新町1丁目2番25号 |
創業年 | 1946年(昭和21年) |
モデル数 | 人工皮革:56 牛革:1 コードバン:0 |
価格 | 平均:5~6万円台 最安値:40,700円 最高値:90,200円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:1050g 最重量:1390g |
フィットちゃんは大手2大ブランドの一つで、約190種類・50色以上の豊富なデザインパターンが特徴です。
主要モデルの価格帯は5~6万円台となります。
肩ベルトの厚みが従来モデルの2倍となった「楽ッション」モデル、デザイン性と安全性の両方を兼ね備えた「安ピカッ」モデルが人気です。
会社名 | 株式会社 協和 |
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住所 | 東京都千代田区東神田2-10-16 |
創業年 | 1951年(昭和26年) |
モデル数 | 人工皮革:28 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:43,700円 最高値:69,300円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:920g 最重量:1230g |
ふわりぃはランドセル業界で初めてクラリーノモデルを販売したブランドで、主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
1,000gを切るモデルを扱っているので、体が小さいお子さんでも安心して購入できます。
オーダーメイドの中には、障がいを持っているお子さんのためのランドセルも製作しています。
※期間限定10%割引実施中!
会社名 | イオンリテール株式会社 |
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住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
発足日 | 2008年(平成20年) |
モデル数 | 人工皮革:14 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:30,800円 最高値:74,800円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:980g 最重量:1280g |
イオンには、24色のカラーで3万円台の「はなまるランドセル」や、かるがる背負える「かるすぽランドセル」などのオリジナルモデルがたくさんあります。
最安値は3万円台で、主要モデルの価格帯は6~7万円台です。
オリジナルモデルの他、NIKEやマリークヮントなどのブランドとコラボしたランドセルもあり、中にはイオンしか購入できない限定カラーもあります。
会社名 | 株式会社 羅羅屋 |
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住所 | 埼玉県川口市南鳩ヶ谷 3-22-1 |
創業 | 1974年(昭和49年) |
モデル数 | 人工皮革:11 牛革:1 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:53,900円 最高値:96,800円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1250g 最重量:1420g |
ララちゃんはオーダーメイドに力を入れているブランドのため、他のブランドに比べモデル数が少なくなっています。
オーダーメイドはオプションによって価格が異なりますが、早割セールを利用すると約6~7万円台で購入できます。
ちなみに早割セールは、早ければ早いほど割引率が高くなっています。
工房系(クラシック)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、昔ながらの「クラッシックなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
黒や赤を基調としたシンプルなデザインが特徴で、高級感や上品さを感じさせてくれます。
好き嫌いのないデザインなので、高学年になっても安心して使えるのが人気の理由です。
会社名 | 株式会社 池田屋 |
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住所 | 静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス103 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:5 牛革:8 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:51,000円 最高値:98,000円 |
重さ | 平均:1300g 最軽量:1100g 最重量:1400g |
池田屋は毎年人気の高いブランドで、2022年度のカタログ配布の反響も全ブランド中トップクラスの多さでした。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
シンプルで無駄のないデザインが特徴で、2019年度の展示会はあまりの人気で、7月下旬以降の予定が急きょ中止になるほどでした。
会社名 | 株式会社 モギカバン店 |
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住所 | 群馬県桐生市本町5-369 |
創業 | 1929年(昭和4年) |
モデル数 | 人工皮革:7 牛革:9 コードバン:4 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:55,000円 最高値:198,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1690g |
モギカバンは1929年創業の老舗メーカーです。伝統を継承しつつも、新しい工夫を取り入れたランドセルを作っています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
2022年度からはコードバンシリーズに、約20万円のプレミアムモデル「コードバン マエストロ」が追加されました。
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 牛革:1 |
価格 | 79,900円 |
重さ | 1440g |
香久山鞄は鞄工房山本が展開するバッグや財布の一般鞄ブランドで、2023年度から新しくオリジナルランドセルの扱いがスタートしました。
特徴は牛革を使用したキューブ型のランドセルで、製作は鞄工房山本が行っているので、新規ブランドですが品質は確かです。
1モデルのみですが、性別を問わない5色がラインナップされているので、ぜひチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 土屋鞄製造所 |
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住所 | 東京都足立区西新井7-15-5 |
創業 | 1965年(昭和40年) |
モデル数 | 人工皮革:4 牛革:8 コードバン:4 |
価格 | 平均:8~10万円台 最安値:64,000円 最高値:140,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1490g |
土屋鞄は最安値が6万円台の高級ブランドで、主力モデルの価格帯は8~10万円台となります。
毎年、一定期間は全てに注文に対応してくれるので、そこまで焦って購入しなくても大丈夫です。(※2023年度はRECOのみ対応)
ただし、期間を過ぎると購入できなくなるモデルが一気に増えるので、買い逃さないよう期限はしっかり確認しておきましょう!
会社名 | 株式会社 羽倉 |
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住所 | 兵庫県豊岡市泉町15-11 |
創業 | 1963年(昭和38年) |
モデル数 | 人工皮革:3 牛革:3 コードバン:1 |
価格 | 平均:5~6万円台 最安値:52,800円 最高値:110,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1235g 最重量:1470g |
羽倉(HAKURA)は、シンプルなデザインでカラーが豊富さが特徴的です。
工房系にも関らず26色のランドセルを購入することができ、主要モデルの価格帯は5~6万円台となります。
最近ラインナップに追加されたオーダーメイドモデルが好評で、自分好みのオリジナルランドセルを作りたい人の注目を集めています!
工房系(モダン)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、流行を取り入れた「モダンなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
ひと昔前まで工房系と言えばクラッシックデザインが主流でしたが、最近ではデザインやカラーにこだわるブランドも増えてきました。
工房系の中でもオシャレさにこだわって選びたい人は、ぜひ下記のブランドをチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 カバンのフジタ |
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住所 | 山形県山形市十日町1-2-27 |
創業 | 1957年(昭和32年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:12 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:55,000円 最高値:98,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1150g 最重量:1450g |
カバンのフジタは「背負いやすさ」にこだわりを持ったブランドで、ランドセルはヘリを約2㎝カットした、軽いキューブ型モデルとなっています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
2023年度のモデルでは、パステルカラーの光るランドセルが新たに追加。各色100本限定となっているので、早めのチェックがおすすめです!
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 人工皮革:6 牛革:10 コードバン:5 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:49,900円 最高値:190,000円 |
重さ | 平均:1400g台 最軽量:1290g 最重量:1550g |
鞄工房山本は、クオリティの高いデザインが人気のブランドで、ラインナップは過去最高の91種類となっています。
主要モデルの価格帯は、6~7万円台となります。
貴重なコードバンモデルのランドセルも販売しており、中には20万円近くするプレミアムモデルもあります。
会社名 | 萬勇鞄株式会社 |
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住所 | 愛知県あま市西今宿平割一40番地1 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:13 牛革:14 コードバン:4 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:55,000円 最高値:101,200円 |
重さ | 平均:1400g 最軽量:1250g 最重量:1500g |
ランドセルブランド全体でも常に人気上位なのが萬勇鞄です。工房系の中では一早くモダンなデザインを取り入れ、カラーも豊富です。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
男の子向けではステッチ入りのかっこいいモデルが、女の子向けでは刺繍やパール加工されたモデルが人気です。
会社名 | 株式会社 榮伸 |
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住所 | 東京都中央区日本橋富沢町8番6号 ORCHID PLACE日本橋富沢町4F |
創業 | 1984年(昭和59年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:3 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:56,000円 最高値:80,000円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:1080g 最重量:1420g |
conosakiには、シンプルなものから甲冑や花柄のデザインのものまで、いろいろなランドセルがあります。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
conosakiはオーダーメイドにも対応しているので、他の子どもと同じランドセルじゃ嫌!って場合は、ぜひチェックしておきたいブランドです。
会社名 | 有限会社 カザマ |
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住所 | 奈良県桜井市大字粟原字北谷666 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:26 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:4~5万円台 最安値:46,000円 最高値:72,000円 |
重さ | 平均:1200g 最軽量:1000g 最重量:1250g |
カザマランドセルは人工皮革(クラリーノ)に特化したブランドで、主要モデルの価格帯は4~5万円台となります。
人工皮革は牛革やコードバンに比べ耐久性が落ちますが、カザマランドセルは6年間使用しても型崩れしにくいと評判が高いです。
詳細ページで、6年間使用したランドセルを画像付きで紹介しています。ぜひ、カザマランドセルの耐久性の高さを確かめてみてください!
大手メーカーと工房系ブランドの違いについて
最近では非常にたくさんのランドセルメーカー・ブランドがあります。
近年人気が高まっているのは「工房系ブランド」ですが、実は厳密な定義というのはありません。
一般的に「職人さんが手づくりで作っている=工房系ブランド」という認識で使われています。
ランドセルの通知表ではもう少し細分化して、以下のように区分けしています。
大手ブランド | セイバンやフィットちゃんなど、生産数が多く知名度も高いブランド。 |
---|---|
工房系クラシック | 黒川鞄や池田屋など、工房系かつ昔ながらのシンプルなデザインが中心のブランド。 |
工房系モダン | カバンのフジタや萬勇鞄など、工房系かつオシャレなデザインが中心のブランド。 |
デザイン系ブランド | アーティファクトやグリローズなど、ファッション性に優れたデザインが中心のブランド。 |
コラボ系ブランド | ナイキやアディダスなどのスポーツブランドや、ディズニーやサンリオなどのキャラクターとコラボしたランドセルを発売しているブランド。 |
その他 | 上記以外のブランド。3万円台の安価なランドセルを扱っているブランドなど。 |
工房系ブランドの特徴
工房系ブランドの特徴は、一つ一つ職人が手づくりでランドセルを作っているという点です。
大手メーカーと違い、ミシン縫いではなく手縫いで仕上げているため、大量生産ができずに、価格も高くなってしまいます。
しかしその分、細かい部分も一針一針しっかり縫っていくので、丈夫でほつれにくく、品質が高いのが特徴です。
下記のグラフは、ランドセルの通知表で行った工房系ブランドに関するアンケート結果です。
「工房系ブランドを選ぶ際はどこにこだわりますか?」という質問に対して、約4割の人が「つくりの丁寧さ」と答えています。
6年という長期間使うランドセルだからこそ、細部までこだわって丁寧につくられた工房系ブランドを選ぶという人が多いようです。
一方で、工房系ブランドの相場価格は6~8万円程度と、大手ブランドに比べると平均相場は高めになっています。
コードバンなどの稀少で高額な革を使ったランドセルの場合は、10万円から20万円程度と、非常に高額になるケースもあります。
高額モデルになるほど生産数が限られるので、もし購入を考えている場合は、早めに申し込む必要があります。
特に人気が高いのが「黒川鞄」で、高価格帯モデルは毎年発売初日に完売してしうので注意しましょう。
工房系ブランドのランドセルは、大手のものと違っていつでも買えるわけではないので、早めの情報収集が大事になってきます。
大手メーカー系ブランドの特徴
大手メーカー系ブランドには、フィットちゃんやセイバン、ふわりぃのようなランドセル専門ブランドや、イオンやニトリなどの量販店ブランドなどがあります。
大手ブランドのランドセルは工場で作られているため、常に品質が安定していて、年間を通していつでも買えるというのが最大の強みです。
工房系ブランドのランドセルは秋頃には品薄になってしまいますが、大手ブランドのランドセルは十分に在庫があります。
また、新しい機能を取り入れるのも工房系より早く、機能面だけで見れば大手ブランドの方が優れている場合もあります。
価格帯も4~7万円台と幅があるので、予算に合わせてランドセルを選ぶことができるのも特徴の人です。
工房系と大手系、どちらが良いかというのは一概には言えませんが、ランドセルの通知表が行った「工房系ブランドに対する興味の強さはどれくらいですか?」というアンケートでは、下図のような結果となっています。
工房系ブランドに強い興味を持っている層(上側2つの選択肢)がちょうど全体の3割となっています。
また「工房系ブランドとその他、半々程度で検討中」という層もほぼ同じくらいで約3割です。
ランドセル全体の販売数では、もちろん大手メーカー系の方が多いわけですが、上記のアンケート結果を見る限りだと、工房系ブランドを希望している(興味を持っている)人の割合はかなり増えてきていると感じます。
この傾向は年々強まっていますので、今年も工房系ブランドのランドセルには要注目と言えそうです。
百貨店のランドセルで人気なのは?
三越伊勢丹や高島屋、大丸松坂屋などは、自社でランドセルを製造しているわけではありませんが、人気ブランドとの「限定コラボモデル」などを販売しています。
毎年数量限定で販売されるアイテムなので人気が高く、できるだけ早めの購入がおすすめです。
また百貨店ランドセル売り場では、色々なブランドのランドセルを幅広く扱っているので、近くに百貨店がある人は実際に手に取って確認できるというのもメリットです。
以下で各百貨店のコラボモデルを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
三越伊勢丹
- ポーター
高島屋
- タカシマヤ×フィットちゃんランドセル
- ポール&ジョーランドセル
- アニエスベーランドセル
- プーマランドセル
大丸松坂屋
- 村瀬鞄行レザーボルカ牛革カラーランドセル
- 村瀬鞄行レザーボルカプレミアム 牛革ランドセル
2023年度の新モデル情報まとめ!
このブロックでは、人気ブランドの2023年度新作モデル情報をまとめています。
またラン活で失敗しないためのチェックポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。
人気ブランドの2023年度新作モデルまとめ
現時点で2023年度の新作モデルの情報が発表されているのは、以下のブランドです。
新作情報は分かり次第追記していくので、ぜひブックマークしてみてください。
セイバン
セイバンでは男の子3モデル、女の子5モデル、新作が追加されます。
男の子
- ユアメイト ヒーロー:53,900円~
- スゴ楽:67,100円
- PUMAスピードスター:73,700円
女の子
- ユアメイト シャイニーポップ:53,900円
- モデルロイヤル ナチュール:64,900円
- スゴ楽:67,100円
- モデルロイヤル コスメ:75,900円
- PUMAスピードスター:78,100円
特に女の子の「モデルロイヤル ナチュール」は、流行りのパステルカラーを取り入れたモデルとなっており、人気となっています。
フィットちゃん
フィットちゃんでは、人気の楽ッションモデルがさらに追加されました。
特に「シュシュ・フローラ」(画像右)は、一般的なモデルに比べかぶせの角が丸くなっており、より女の子らしいイメージのランドセルとなっています。
また、1,050gの「フィットちゃん軽量タイプ」も新登場。シンプルなデザインで軽く、しかも安ピカッ機能が付いており、9/25までの割引期間なら5万円を切る価格で購入できます!
楽ッションや安ピカッなどの機能について詳しく知りたい人は、詳細ページをチェックしてみてください。
ふわりぃ
ふわりぃでは新作モデルとして、「きせかえドレスアップ」「きせかえヒーローモード」「ネオクラシコ」の3モデルが追加されました。
きせかえシリーズは、デザインが異なる2種類のカブセを気分によって変更できるランドセルとなっています。
さらに男女兼用のランドセルとして、シンプルなデザインで高級感のある「ネオクラシコ」もラインナップに加わります。
カバンのフジタ
女の子の光るランドセルに「プティハートミルキードリーム」が新しく追加されました。
光るランドセルの中でも人気のパステルカラーに特化したモデルで、カラーは以下の4色となっています。
- ミルキーベージュ(リボン:フェアリーピンク)
- ミルキーベージュ(リボン:ライトグリーン)
- ミルキーミント
- ミルキーアクア
各色100本の数量限定で、早くから先行予約がスタートしており、注目度が高いモデルです!
気になる人は、詳細ページをチェックしてみてください。
※追記 男の子の光るランドセルも新作が追加に!
萬勇鞄
萬勇鞄では、女の子向けに「エルフィン」「エスプリ」「ナチュール」の3モデルが追加されました。
いずれも人工皮革のランドセルで、完全受注制となっています。
人気のデザイン、人気のカラーから順番に売り切れとなるので、買い逃さないよう早めにチェックしておきましょう!
鞄工房山本
鞄工房山本では女の子の人気モデル「アンジェール」に、牛革が新しく追加されています。
これにより2023年度の「アンジェール」は、以下のシリーズ展開となります。
- ドゥ・アンジェール(人工皮革)
- アンジェール(牛革)
なお、男の子では既存モデルを改良した新モデル「ブラウニー」も追加されています。
池田屋
池田屋も2023年度の新作モデルとして「防水牛革パステルカラーステッチ」が追加されました!
- ラベンダー×ピンク
- ミント×サックス
- ミルク×ベージュ
カバンのフジタの新作もパステルカラーなので、2023年度は「パステルカラー」がトレンドとなりそうです。
なお、以下の現行モデルでも新色が追加され、池田屋独自の素材ベルバイオを使用したオーダーメイドもスタートします。
- マットクラリーノカラーコンビ
- 防水牛革プレミアムシンプルステッチ
- ベルバイオスムースカラーステッチ
モギカバン
モギカバンでは、以下の4モデルが新しくラインナップに加わりました。
- ユニバーサル リセ
- たくみ プレミアム ドゥエ
- たくみ スタンダード クラシコ ドゥエ
- 荒川眞一郎コラボモデル
こちらも「ユニバーサル リセ」でパステルカラーのランドセルが新登場。
なお「荒川眞一郎コラボモデル」は、モギカバンのある桐生市出身の荒川眞一郎さんが手がけるファッションブランド「SHINICHIRO ARAKAWA」とコラボした限定ランドセルです。
ARTIFACT(アーティファクト)
アーティファクトでは、「Wonder(ワンダー)」と「Connect(コネクト)」の2モデルが新しく登場しました。
※画像モデル右:「Connect(コネクト)」
ワンダーはかぶせの広がる円のデザインが特徴的なランドセルで、ゴールドやシルバーなど4色のカラーがラインナップされた男女兼用モデルとなっています。
一方のコネクトは女の子向けのランドセルで、かぶせの幾何学模様のデザインの他、内張りはピンクで可愛く仕上がっています。
ランドセル業界の気になる最新ニュース
2023年度はパステルカラーに注目!
2023年度の新作モデルが公開されましたが、各ブランドともにパステルカラーのランドセルに力を入れています。
※画像モデル右:鞄工房山本「アンジェール」
ちなみにカバンのフジタは数量限定モデルとなっているため、早めにチェックした方がよさそうです。
新作情報については、「2023年新モデル」ブロックで詳しくまとめています。
ランドセルもジェンダーレスに
最近のランドセルは男の子でも女の子でも背負えるような、ジェンダーレスモデルが増えています。
上記は、工房系で圧倒的な人気ブランド黒川鞄の「シボ牛革キューブ型」で、カラーはピスタチオ、グレージュです。
どちらのカラーも男の子、女の子が背負っても違和感が無い印象となっています。
黒川鞄の他には、鞄工房山本が展開する香久山鞄の「香久山ランドセル」、土屋鞄の「RECO」シリーズなどが、ジェンダーレスモデルとして注目されています!
ランドセルの素材「クラリーノ」が値上げ!
ランドセルの素材として使われている人工皮革の中でも、特に品質が高く需要が多い「クラリーノ」が、製造コストの上昇が理由で価格改定されることがわかりました。
クラリーノの製造元である株式会社クラレの発表によると、2021年4月出荷分より価格が改定されるようです。
- 対象:人工皮革〈クラリーノ〉全製品
- 改定幅:10~25%のアップ
- 改定時期:2021年4月1日出荷分より
これにより多くのブランドで、昨年度より価格がアップしています。
できるだけお得に購入したい場合は、「セイバン」や「フィットちゃん」などで行っている早割セールなどを活用するのがおすすめです。
ランドセルの購入額の変化について
ランドセルの平均購入金額ですが、朝日新聞DIGITALによると、10年前と比べて約19,000円アップしているとの事です。
- 2011年:36,500円
- 2021円:55,300円
→約19,000円アップ
ランドセルの通知表でも独自に購入予算についてアンケートを行っており、男女ともに5万円未満で検討している人が多いという結果になりました。
アンケートの詳細については、「ラン活はいつからやる?」の記事でまとめているので、ラン活のコツとともにチェックしてもらえばと思います。
土屋鞄が「STOCK LUCK」シリーズを販売
土屋鞄では過去に販売していたランドセルを、「STOCK LUCK(ストック・ラック)」シリーズとして店舗限定で再販します。(2022年6月3日より)
「STOCK LUCK」シリーズは、土屋鞄のSDGsの一環で、生産計画のずれや、やむを得ないキャンセルなどの理由で在庫となっていたランドセルを、当時の価格で販売するというものです。
まず最初に、2021年度の「アトリエ」ランドセル6種類から販売を開始するので、興味のある人は扱い店舗を確認した上で、足を運んでみてください。
土屋鞄でキノコの菌糸体由来のランドセルが登場予定
土屋鞄は、米国のバイオテック企業「Bolt Threads(ボルト・スレッズ)社」が開発した新素材を使用したランドセルを今後発売するとの事です。
この新素材は「Mylo™(マイロ)」と呼ばれ、キノコの菌糸体から作られており、マッシュルームレザーブームの火付け役となったレザー代替素材でもあります。
ランドセルの価格がいくらになるのか今のところ未定ですが、「Mylo™(マイロ)」は今後注目を集めそうなので、気になる人はチェックしてみてください!
大塚家具にオリジナルランドセル「レジェロ」が登場
インテリア家具で有名な大塚家具が、老舗ランドセルメーカーの協和とコラボしたランドセル「レジェロ」を、4/29(祝)から主要店舗で販売開始します。
ちなみに協和は「ふわりぃ」というブランド名で、自社のランドセルを展開しており、信頼性はバッチリ。
シンプルなデザインが特徴的なモデルで、カラーはブラック、キャメル、ネイビー、カーマインの4色で、重さは約1,050g。価格は69,800円となっています。
アズールバイマウジーがランドセルを発売
人気ファッションブランドのアズールバイマウジー(AZUL BY MOUSSY)が、オリジナルデザインのランドセルを発売。
ララちゃんランドセルの羅羅屋が生産を担当するので、品質もしっかりしています。カラーはキャメルとブラックの2色展開で、重さは1,300g、価格は69,300円となっています。
受付期間は4/29(金)~8月末頃を予定していて、通販の他、越谷レイクタウンやイオンモール川口前川などの一部店舗でも対応しています。
グリーンレーベルがランドセルを発売
アパレルで有名な「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」が、工房系の「ランドセル工房生田」と組んでランドセルを発売。
3月上旬からグリーンレーベル リラクシングの一部店舗などで展示会と予約受付を開始し、9月以降に順次発送する予定とのことです。
カラーはローズ、キャメル、ブラックの3色で、各50点ずつの販売ということで、数はかなり少なめです。
価格は税込み6万9960円と、ほぼ7万円という価格帯です。
かなり数は少ないですが、グリーンレーベルファンの方はぜひチェックしてみて下さい。
コクヨが6年未満保証ランドセルを発売
コクヨでは天災や海外からの引っ越しなどで、小学校の途中でランドセルが必要となる人向けに、保証期間を短くし価格を抑えたランドセルの扱いを開始。
耐用期限が迫った素材を使用したランドセルのため、仮に6年間使用した場合、ひび割れ等の劣化が起こる可能性があります。
6年間使用する前提のランドセルではないので、間違って購入しないよう注意してください。
もし6年間の保証が付いたランドセルをお得に購入したい人は、アウトレットページをチェックしてもらえばと思います。
絶対に失敗したくない!ランドセルの選び方を教えて
毎年色々なモデルやカラー、新機能などが登場するランドセル。どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
一度購入したら6年間使い続けるものですから、絶対にランドセル選びでは後悔したくありません。
下のグラフは、ランドセルの通知表が行った「ランドセルを購入する際に重視することは?」というアンケートの回答です。
やはり男の子と女の子では重視するポイントが違うので、その点を意識したうえで、最新のランドセル選びについて詳しく解説します。
ラン活中の人はぜひ参考にしてください。
色選びについて
ランドセルのカラーリングは年々種類が増えていて、今はブラック・レッドだけではなく、ゴールドやホワイトなど、本当にたくさんの色があります。
年ごとにトレンドはあるものの、男の子の人気カラーは昔から変わらず「ブラック」で、半数以上の男の子がブラックを選びます。
一方で女の子の人気カラーについては昨年(2022年度)大きな動きがあり、長年一番人気だった「レッド」系を抑えて、「パープル(ラベンダー、スミレ)」系が一番人気となりました。
2023年度もこの傾向は続くと予想されていて、各社とも人気カラーのモデルを多数用意しています。
また今年は新たなトレンドとして「パステルカラー」の新色を各社発表しているので、女の子の人気カラーについてはさらに好みが分かれそうです。
男の子は例年通り「ブラック」人気が続きますが、単純な黒一色モデルだけではなく、ステッチ部分に差し色を使った「黒x赤」「黒x青」などが人気と予想されています。
男女別の人気カラーについては下記ページでより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
耐久性と素材
ランドセルは6年間と非常に長期間使うものなので、耐久性や丈夫さに注目することも大切です。
アンケートの結果を見ると、やはり男の子のいる家庭でもっとも重視(31%)されています。
ランドセルで使われる主な素材は、クラリーノ、牛革、コードバンの3つですが、それぞれ違いがあります。
クラリーノ | 牛革 | コードバン | |
---|---|---|---|
重さ | 1,100~1,200g | 1,300~1,500g | 1,400~1,500g |
高級感 | △ | 〇 | ◎ |
耐久性 | △ | 〇 | ◎ |
耐水性 | 〇 | △ | △ |
それぞれの素材について、重要なポイントを解説するので、素材を選ぶ際の参考にしてください。
クラリーノ
クラリーノは、他の素材に比べて軽くて耐水性に優れていて、3つの中でももっとも価格が安いのが特徴です。
ただクラリーノと一言でいっても、実はたくさん種類があるので、どれが使われているのかを確認しておきましょう。
大手のブランド扱っているクラリーノタフロックなどであれば、しっかりした耐久性があるので安心です。
ちなみによく勘違いされているのですが、「合成皮革=クラリーノ」ではありません。
クラリーノとは、株式会社クラレが作り出した人工皮革の総称なので、クラリーノではない「合成皮革」を使ったランドセルもたくさん存在します。
特に価格が安い激安ランドセルでよく使われていますが、耐久性、防水性ともにかなり質が落ちるので、注意が必要です。
クラリーノの種類や特徴については、こちらのページで詳しく解説しているので気になる人はチェックしてみてください。
牛革
牛革のランドセルは、革本来の美しさと高級感を感じさせてくれるのが特徴です。
さらに耐久性にも優れているので、多少乱雑に扱ったとしても大丈夫です。
使えば使うほど風合いが増していき、愛着がわくのが革素材の長所なので、6年間使うランドセルにはピッタリの素材といえます。
ただしクラリーノと比べて少し重くなるので、身体にフィットするかどうかを確認してから選びましょう。
下記のページで牛革ランドセルの重量や人気モデルについてまとめているで参考にしてください。
コードバン
コードバンはランドセルに使われている革の中でも最高級の天然皮革です。
当然ながら価格が高く、相場は10万円前後、中には20万円以上のモデルもあります。
その分、高級感や革の美しさは他とは比べても抜きでていて、使えば使うほど味わいが出てきます。
耐久性にも非常に優れていて、ちょっとの衝撃では傷がつかないうえに、多少傷がついても自己修復するという特徴があります。
欠点は、希少な素材を使っているため生産数が少ないことで、人気モデルとなると即日完売してしまうケースもあります。
コードバンランドセルの人気モデルや軽さについては、下記のページでまとめているので参考にください。
デザイン
ランドセルの見た目、「デザイン」もとても重要な要素です。
気に入ったデザインを選ぶことで、ランドセルへの愛着も強くなり、小学校生活も楽しく送ることができるからです。
特に女の子の場合はデザインへのこだわりが強く、アンケートでももっとも高い35%を獲得していました。
ランドセルのデザインで注意したいポイントは次の3つです。
- 高学年まで使えるデザインか
- 子どもの好みに合うデザインか
- 地域でどのようなデザインが流行しているのか
最近ではシンプルなものから派手なものまで、多種多様なデザインのランドセルがあります。
ぱっと見だと凝ったデザインに目がいきがちですが、長く使うことを考えると、あまり派手なものだと良くないかもしれません。
1年生や2年生のうちはよくても、高学年になるにつれ、派手なデザインを恥ずかしく感じる子どももいるからです。
子どもの意見をしっかりと聞いてあげた上で、長く使っても飽きがこないデザインを選びましょう。
また、地域によってどんなデザインが多いかは異なるので、実際に通うことになる小学校に行って、どんな雰囲気か確認してみましょう。
ネット上で人気のデザインであっても、自分が住む地域では派手すぎて浮いてしまう…なんて可能性も。
ランドセルのトレンドは年々変化しているので、1つ上の学年の子どもが使っているランドセルを参考にさせてもらいましょう。
重さと背負いやすさ
先ほどのアンケート結果を見てもわかる通り、男の子・女の子ともに、重さを重視する人が多いです。
特に女の子の場合は26%と、デザインの次に重さを気にしています。
新一年生は、まだ体が小さく力も弱いので、できるだけ体に負担のかからないランドセルを選びたいものです。
この時、「ランドセルの重さ(重量)」にばかり目がいきがちですが、それと同じくらい、「身体にフィットするかどうか?」も大事です。
負担を軽くするためには軽いランドセルを選べばいいと考えがちですが、軽くても背負いにくい形だと、肩や腰に負担がかかって疲れの原因になります。
最近では各社とも、身体への負担を軽減する工夫を取り入れているので、単純な重さだけでなく、フィット感も意識して選びましょう。
下記に重量対策の工夫をしているブランドを挙げるので、ランドセルを選ぶ際の参考にしてください。
形、サイズ
ぱっと見ではどれも似たように見えるランドセルですが、実際には色々な形や種類があり、耐久性や重さが違ってきます。
- 学習院型
- キューブ型
- 全カブセ
- 半カブセ
主な形状とそれぞれの違いを解説するので、ランドセル選びの参考にしてください。
学習院型とキューブ型の違いは?
まずは「学習院型」と「キューブ型」の違いについて解説します。この2つの型の違いは、ランドセルに「ヘリ」があるかどうかです。
従来の学習院型ランドセル
キューブ型ランドセル
学習院型の方は、縫いシロの部分が飛び出しているのに対し、キューブ型は縫いシロがなく、スッキリとしています。
学習院型の方がヘリがある分、構造的にしっかりとしており、耐久性の面では優れていると言われています。
一方でキューブ型の方がコンパクトな作りのため、重量が軽く、背負いやすいというメリットがあります。
どちらも一長一短ありますが、もしキューブ型のランドセルを選ぶ場合は、内寸が狭くてA4フラットサイズが入らない可能性もあるため、ちゃんと入るかどうか確認してから買いましょう。
半カブセと全カブセどっちがいいの?
ランドセルはカブセの大きさによって、「全カブセ」と「半カブセ」に分けられます。
一般的なランドセルとしては、全カブセが主流ですが、最近ではオシャレな半カブセモデルを扱うブランドが増えてきました。
半カブセのメリットは、見た目のインパクトがあることのほかに、立てた状態で荷物を出し入れできるという点です。
小さな体でも扱いやすく、楽に中身を取り出すことができます。
しかしその反面、錠前に傷がつきやすいという欠点や、ブランドによってはサイズが小さく内容量が少ないものがあるため、選ぶ際は事前にしっかり確認しましょう。
A4フラット対応とA4クリア対応の違い
見た目の次は、内寸の広さ(内容量)をチェックしましょう。
現在のランドセルのサイズは、「A4フラットファイル対応」と、「A4クリアファイル対応」の2つに分かれます。
似たような名前で紛らわしいですが、「A4フラットファイル対応」の方がサイズは大きいです。
最近ではA4フラットファイル対応が主流となっていますが、激安ランドセルではA4クリアファイル対応となっていることがあります。
型落ちモデルや中国製のランドセルを購入する場合は、特にしっかりチェックしておくようにしましょう!
横幅、縦幅、マチ幅について
同じA4フラットファイル対応のランドセルであっても、やはりブランドごとに若干大きさは違ってきます。
具体的な内寸の広さをチェックする際は、カタログの横幅、縦幅、マチ幅に注目しましょう。
主なブランドの3サイズを表にまとめてみたので、大きさが気になる人は参考にしてください。単位は全て㎝となります。
横幅 | 縦幅 | マチ幅 | |
---|---|---|---|
セイバン | 23.5~25 | 31~32 | 12~13 |
フィットちゃん | 23.3 | 31 | 11~13.5 |
萬勇鞄 | 23.5~24 | 31.5 | 12~12.5 |
池田屋 | 23.3 | 31.2 | 12.2 |
カバンのフジタ | 23.5 | 31.5 | 12.5 |
鞄工房山本 | 23.3 | 30.5 | 12 |
羽倉 | 23.2 | 30.6 | 12 |
黒川鞄 | 23.5 | 31~31.3 | 12~13 |
土屋鞄 | 23.2 | 31 | 11.5~12.5 |
ふわりぃ | 23.5 | 30.5 | 12~13.5 |
モギカバン | 23.2~23.5 | 30.5~31.5 | 12.5 |
神田屋鞄 | 23 | 31 | 12 |
イオン | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
LIRICO | 23.5 | 31.3~31.5 | 12.5 |
ララちゃん | 23~24 | 32 | 10~12.5 |
村瀬鞄行 | 23.5 | 31 | 12~13 |
キッズアミ | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
背当て
最近ではおしゃれな背当てが増えていますが、選ぶ際は通気性などの機能面もしっかりチェックしましょう。
背当ては、ランドセルの中で体に触れる面積が最も大きい部分で、通気性やフィット感など、背負い心地に関係してきます。
大手のセイバンでは一部のモデルの背当てに、吸湿と放湿を繰り返す「ブレスレザー」という合成皮革を使用しています。
実験結果によると、従来品と比べ吸放湿性は約4倍以上となっており、子どもたちの汗ムレを防いでくれます。
その他のブランドでもセイバン同様に背当ての素材にこだわったり、通気性をよくするために、立体的な構造にしたりするなどの工夫をしています。
人気ブランドの背当ての工夫をまとめるので、ランドセル選びの参考にしてみてください。
ブランド | 工夫 |
---|---|
セイバン | 吸放湿性に優れたブレスレザーを使用 |
フィットちゃん | エアーフレッシュ素材を使用したウェービータッチ |
羽倉 | 帝人コードレが開発したエアリーソフトを使用 |
カバンのフジタ | 肌ざわりのよいふっくら天然牛革を使用 |
鞄工房山本 | 硬さの異なる二種類のウレタンフォームで凹凸を作成 |
萬勇鞄 | ウレタンとスチロール両方を使用 |
池田屋 | 通気孔のあるピンホール人工皮革を使用 |
6年保証について
ランドセルを選ぶ際には、購入後の「アフターサポート」も気になると思います。
特に元気な男の子のいる家庭では、万が一壊れてしまった場合に、ちゃんと対応してくれるか気になるところ。
ほとんどのブランドで当たり前のように6年保証がついていますが、注目して欲しいのが、故意の場合の対応方法。
人気ブランドで見ると、無料と有料で半々くらいとなっています。
ブランド | 故意 | 修理時の送料 |
---|---|---|
セイバン | 無料 | 無料 |
池田屋 | 無料 | 無料 |
土屋鞄 | 無料 | 無料 |
鞄工房山本 | 無料 | 不明 |
羽倉 | 無料 | 無料 |
フィットちゃん | 有料 | 無料 |
ふわりぃ | 有料 | 片道分のみ有料 |
黒川鞄 | 有料 | 無料 |
カバンのフジタ | 有料 | 無料 |
萬勇鞄 | 有料 | 片道分のみ有料 |
モギカバン | 有料 | 無料 |
特に入学したばかりの子どもは、ランドセルをどのように扱うのか分かりません。
ちなみに、Twitterには、入学4日目にしてランドセルがボロボロになってしまったという投稿がありました。
どうやらお子さんがランドセルが重くて、地面に投げつけた事により傷だらけになってしまったようです。
このようなケースの場合、故意と判断されブランドによっては、有償対応となる可能性があります。(修理期間中の代替えランドセルはほとんどのブランドで貸出対応しています)
もしランドセルの扱いに不安がある場合は、「セイバン」や「池田屋」と言った故意でも無料で対応してくれるブランドで購入するのがおすすめです!
なお、激安ランドセルの場合、「6年間保証付き」と書かれていても、実際には全然サポートしてくれないというトラブルも起きています。
買い換えるとなった場合、逆に高くなることもあるので、激安ランドセルはできるだけ避けるようにしましょう。
6年間保証の目印となるランドセル認定書
激安ランドセルの購入を検討する場合は、ランドセル工業会が発行している、「ランドセル認定書」の有無をチェックしてみてください。
ランドセル工業会には「セイバン」「フィットちゃん」「鞄工房山本」「羽倉」など、多くのブランドが参加していて、基準をクリアしたモデルに認定書がつきます。
- すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの
- 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの
- 素材は皮革又は人工皮革とする
- 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの
- サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31㎝前後、幅が23㎝前後であること
6年間保証の目印になるので、激安ランドセルを購入する際は、認定書の有無を必ずチェックしておきましょう!
その他
「錠前」や「持ち手ハンドル」なども使いやすさに関わってくるので、ランドセル選びの際にはチェックしておきたい項目です。
錠前
錠前にこだわっているブランドはたくさんあります。
例えばセイバンの「ワンタッチオートロック」は、金具を押すだけでカチッと施錠できます。
低学年の子どもでも、簡単に締められるよう工夫されています。
また、フィットちゃんの「3段ワンタッチ」は、荷物の量に合わせてロック部分を調節できるタイプ。
荷物が少ない日はコンパクトに、多い日でもスムーズにロックすることができます。
その他にも、株式会社マツモトが発売している「くるピタ錠前」という、近づけるだけで自動的にロックしてくれる錠前などがあります。
子どもの使いやすさを考えると、錠前にも少し気を使ってあげることがおすすめです。
持ち手ハンドル
ランドセルの持ち手ハンドルはいるのか、いらないのか。迷ってしまう人も多いですよね。
持ち手ハンドルは、持ち運びやすいという点はもちろんのこと、ランドセルが型崩れしにくいというメリットがあります。
一方でデメリットとして、引っ掛かりやすい、髪や首に当たる、イタズラで後ろから引っ張られる可能性があるなどがありますが、ママたちの意見としては「あった方が良い」というのが多数です。
最近では、標準機能として最初から装備されているブランドも多くなっています。
標準で持ち手がついているブランドは以下の通りです。
- セイバン
- フィットちゃん
- イオン
- 池田屋
- カバンのフジタ
- 萬勇鞄
- 黒川鞄工房
- モギカバン
- 土屋鞄
- 村瀬鞄行など
また一部のブランドでは、オプション料金で持ち手を追加することができるのでチェックしてみてください。
ブランド名 | 追加料金 |
---|---|
鞄工房山本 | 3,850円 |
羽倉 | 3,630円 |
ランドセル工房生田 | 2,000円 |
ランドセル選びでよくある悩み
カタログ取り寄せや展示会訪問はした方がいい?
ランドセルを購入する際は、必ずカタログを取り寄せたり、展示会に足を運んだりした方がいいのか?
このように感じる人もいると思います。
ランドセルの通知表ではカタログ取り寄せと展示会訪問について、独自にアンケートを行ってみました。
以下は300人に対して、カタログに関するアンケートを行った結果のグラフです。
ランドセル購入予定者のアンケートを見てみると、カタログについて前向きな人が多いことが分かります。
最近はインターネットで詳しい情報が確認できるので、わざわざカタログを取り寄せる必要はないという人もいますが、半数以上はカタログを取り寄せた方が良いと考えています。
カタログを取り寄せることによって、インターネットでは確認できないような詳しい情報や、生地見本、カラー見本などが手に入ることもあります。
ランドセル選びで失敗したくない人は、念のためカタログを取り寄せておくことをおすすめします。
次は展示会についてのアンケート結果です。こちらも300人にアンケートを実施しました。
アンケートの結果を見てみると、こちらも展示会へ行きたいと考えている人が過半数を超えています。
展示会は、ランドセルを見るだけでなく、実際に触ったり背負ったりすることができるので、子供に合ったランドセルを見つけやすくなります。
もし行くチャンスがあるならば、ぜひお子さんを連れて行ってみるのがベストだと思います。
しかし展示会は開催地が限定されているため、行きたいと考えていても行くことができない人もいると思います。
そのような場合は、百貨店や大型量販店のランドセル売り場を見に行ったり、一部のブランドが行っている「ランドセルの貸出サービス」を利用してみましょう。
各ブランドのカタログ配布やランドセルの貸出サービスについては、こちらで詳しくまとめているので参考にしてください。
子供と親で意見が違ってしまった場合はどうする?
もしも親子で違うランドセルを求めてしまった場合、最終的にどちらの意見を優先すべきなのでしょうか。
当サイトが独自に150人に対して行ったアンケートでは、最終的な決定は「子どもの意見」でという家庭が半数以上でした。
しかし6年間という長い期間使うことを考えると、子どもの意見だけで選ぶのはちょっと心配という気持ちもわかります。
こんな場合は、子どもがどんな点を気に入ってランドセルを選んでいるのかをよく聞いてみましょう。
デザインなのかカラーなのか、それとも他のポイントなのか?
それを確認した上で、似たようなタイプでより背負いやすいランドセルがないか調べてみましょう。
いくつかの候補を比べてみることで、親と子ども双方が納得できるランドセルが見つかる可能性があります。
キューブ型ランドセルの購入で失敗したという感想はなぜ?
ヘリがないキューブ型ランドセルは、コンパクトで軽いのですが、収納力が少ないという欠点もあります。
キューブ型のランドセルを購入する際には、どのくらい容量があるかしっかりと確認しましょう。
例えば全モデルがキューブ型のカバンのフジタでは、A4フラットファイルに対応し、収納力が大きくなるための工夫もしています。
キューブ型のランドセルでもモデルによって違うので、失敗しないように確認することが大事です。
流行のランドセルを購入するのに不安がある
人気のカラーやデザインは時代とともに移り変わるので、6年後を考えると少し不安に思う人もいるかもしれません。
比較的シンプルなデザインであれば問題ありませんが、あまり派手なデザインやカラーを選んでしまうと、高学年になってから恥ずかしいと感じる子どもいるので注意が必要です。
もし心配な場合は、一緒に入学する友達の家に聞いてみたり、一つ上の学年の子どもたちがどういったランドセルを背負ってるか確認してみましょう。
周りで同じようなランドセルを使っている子が多いなら、浮いてしまう可能性は少なくなります。
実際に購入した人の口コミ体験談
実際にランドセルを購入した方から、写真付きで詳しい体験談を送ってもらいました。
ランドセルを選ぶ際に一番参考になるのは「実際に使った人の生の声」です。
口コミは随時更新していますので、気になっているブランドがあればぜひチェックしてみてください!
※すでにランドセルを購入済みの方へ
もし2022年、2023年モデルのランドセルを購入済みの方がいたら、ぜひ下記のページから体験談の投稿をお願いいたします。
手元に届いたランドセルを見て、良かった点や悪かった点があればぜひ共有していただきたいです。
今ラン活中の方にとって、何よりも参考になる情報だと思います。
ささやかですが、体験談を投稿してくれた方にはAmazonギフト券をプレゼント中です!
みんなが後悔のないランドセル選びを出来るように、ぜひご協力いただければ幸いです。
フィットちゃん「パステルガール」の体験談 New!
フィットちゃん「プティガール」の体験談
セイバン「モデルロイヤルクリスタル」の体験談
セイバン「プーマスタンダードエディション」の体験談
カバンのフジタ「トラッド」の体験談
池田屋「マットクラリーノカラーコンビ」の体験談
ふわりぃ「スーパーフラッシュ」の体験談
ランドセルに関するよくある質問まとめ
このブロックでは、ランドセルに関するよくある質問をまとめています。
これから購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
<ランドセルに関するよくある質問一覧>
2023年度のランドセルはいつ買うのがベスト?
2023年度向けのランドセルは、2022年の1月から販売開始していて、一部の人気工房系ブランドでは3月に完売や品薄モデルが出始めています。
今後は4月から5月かけてのGW、7月から8月の夏休みに購入する人が増えると思われるので、ピーク前の購入がおすすめです。
最新在庫については、ラン活情報ページでまとめているのでぜひ参考にしてください。
男女別のランドセル人気色は?
男女別で見た場合、男の子の人気カラーは毎年「黒」が圧倒的な人気となっていますが、女の子は年ごとに傾向が変わります。
ここ数年は「ピンク系」が人気を伸ばしていましたが、昨年度(2022年度向け)では初めて「紫系」のカラーが人気No.1となりました。
2023年度向けとしては、昨年同様に「紫系」のカラーと、淡い色合い(ペールカラー)のモデルが新作として増えてくると予想されます。
ランドセル購入で後悔してしまう原因は?
ランドセル選びで後悔してしまわないために、先輩パパやママ達が後悔していることを知っておくことも大切です。
ランドセル購入後に後悔していることについて、当サイトでアンケートを行ってみた結果、
最も多かったのは、色やデザインで後悔しているという意見でした。
「もっと落ち着いたカラーにすればよかった」
「オーソドックスなデザインにすればよかった」
など、高学年になってから色やデザインで後悔してしまうという人が目立ちました。
ランドセルを購入するのは、幼稚園の年長さんなので、その時の好みだけでなく、先のことまで考えて選ぶ必要があります。
続いて、サイズや機能、予算、重さなどでも後悔している人も多くいます。
予算はもちろんのことですが、使いやすさや背負いやすさなど、子供目線になってランドセルを選んであげましょう。
また、その他の中には、
「狙っていたランドセルが買えなかった」
「牛革にすればよかった」
などの意見が多くありました。
狙っているブランドやモデルがある場合は、できるだけ早くカタログを取り寄せるなど、ラン活に対する準備をしっかりしておくのがポイントです。
さらに、価格だけで決めてしまわずに、素材にもしっかりとこだわることなど、後悔しないためには色々な面から検討することが大切です。
兄弟姉妹のお下がりランドセルってあり?なし?
ランドセルは高いので、お下がりで済ませたいという気持ちもわかりますが、お古で済ませてしまうと、逆に高くついてしまう恐れがあります。
長年使い続けると、どうしても色々な部分で劣化が起こるので、何度も修理に出す羽目になって、結果的高くつくケースも。
ランドセルの保証期間は6年までなので、それ以降は修理費がかかります。さらに最悪の場合は修理もできずに、買い替えることになってしまうかもしれません。
このようなトラブルを考えると、やはりお下がりではなく新しいランドセルを使った方が無難だと思います。
左利きの子どもランドセルはある?
残念ながらランドセルには、左利き用というものは用意されていません。
左利きの子でも使いやすいランドセルを選ぶのであれば、注意すべきポイントは次の3つです。
- ナスカンが左右に付いているか
- 防犯ブザー用のDカンが両方に付いているか
- 前ポケットが左右どちらからも開けられるラウンドファスナーになっているか
ブランドやモデルによっては、ナスカンやDカン、ファスナーなどが片側にしかついていないものがあります。
基本的に右手で操作することが前提として作られているので、片側しかないモデルは左利きの子には扱いづらいことも。
左右対称に金具が付けられているモデルの方が、左利きの子でも安心して使うことができます。
ランドセルカバーは必要ですか?
雨や風、汚れなどからランドセルを守ってくれるランドセルカバー。
ランドセルを綺麗に使い続けるために便利なアイテムですが、絶対に必要というわけではありません。
ランドセルカバーをつけることで、せっかくのランドセルのデザインが見えなくなってしまったり、素材の良さを感じられなくなってしまったりします。
さらには、ランドセルカバーを長期間つけっぱなしにすると、逆にランドセルを劣化させてしまう恐れもあります。
ランドセルカバーを使用する際には、
- 定期的に外してお手入れする
- デザインを損なわないクリアタイプを選ぶ
- 雨の日だけつける
など、うまく工夫しながら活用することをおすすめします。
ブランドランドセルがいじめの原因になることはある?
ランドセルの多様化によって価格帯にも大きな幅が出来ており、安いランドセルと高いランドセルでは大きな金額差があります。
高級ブランドのランドセルを使うことで、いじめられてしまうのではないかと心配する声もありますが、子ども同士の関係で考えればその心配は少ないと思います。
なぜなら子ども自身が高級ブランドかどうかを判別することはできないからです。
ただし、親同士の関係でそういった噂がたってしまうという可能性はゼロではありませんので、もし心配な場合は、自分が住んでいる地域ではどんなランドセルが主流なのかを調べてみると良いと思います。
これは「ランドセルの色」でも同じことが言えるので、特徴的な色やデザインのランドセルを検討している場合は、一度学校側にも質問して事前に調べてみることをおすすめします。
まとめ
ランドセル選びに役立つ人気ランキングや、選び方のポイントなどをまとめてきました。
ランドセルの通知表では毎年独自のアンケートを行ったり、各メーカー・ブランドにインタビューを行なうなどして、常に最新のラン活情報をお届けしていますので、ぜひランドセル選びの参考にしてください。
情報が多すぎて迷った時は、「とりあえず気になるブランドのカタログを取り寄せる」を合い言葉にしましょう。
カタログをいくつか読むことで、ラン活をしている実感も湧いてくると思うので、ぜひ家族みんなでカタログを見比べて、気になるモデルを探してみてください。