※早割セール開催中の「フィットちゃん」
フィットちゃんでは、お得に購入できる早割セールを開催中!
新作モデルを含むほとんどのランドセルが10%オフで購入できます。
中でも人気なのが、肩の負担を軽くしてくれる「楽ッション」モデルです。
体への負担を軽減する上に、ベルトの切断面をくるみ込ませ衣類が傷つかないよう工夫。
今年も話題になりそうなので、ぜひチェックしてみてください!
※デザインにこだわっている「アーティファクト」
背負った時の後ろ姿が美しいと評判の「アーティファクト」は、デザインに幾何学模様など取り入れていて、他のブランドにはない特徴があります。
2024年度からは半カブセの「Tone(トーン)」が新登場。こちらは約1,070gとアーティファクトで最も軽いランドセルなので、ぜひチェックしてみてください!
※【最新】2024年度ランドセル情報!
フィットちゃんの他、大手の「セイバン」でも、10%オフの早割セールを開催。
新作モデルも早割の対象となるので、早めのチェックがおすすめです!
また、工房系で圧倒的な人気の「黒川鞄」では、すでに完売、在庫薄モデルが多数。
例年3ヶ月程度で全品完売となるので、今年は5月頃で販売が終了となるかもしれません。
※池田地球の「地球NASAランドセル」に新作が登場!
NASAのために開発された衝撃吸収材(テンパーフォーム)を使用した地球NASAランドセルに新作が登場。
主婦の友社とコラボした「探求」というランドセルで、かぶせ裏のデザインがとても魅力的。気になる人は、ぜひチェックしてみてください!

どこのランドセルがいい?人気ブランドランキング
数あるランドセルメーカー・ブランドの中でも、特に人気が高いところをランキング形式で紹介します。
近年はランドセルもかなり多様化しているため、ランドセルの通知表では「生産量の多い大手ブランド」、「工房系でクラシックなデザインのブランド」、「工房系でモダンなデザインのブランド」の3つに分類してわかりやすくまとめています。
知名度が高いブランドが好きな方は大手ブランドのランキングを、工房系で探している方はお好みのデザインに合わせてクラシック、またはモダンのランキングをご覧下さい。
ランキングの順位は毎月更新していくので、気になるブランドがある人はぜひチェックしてみて下さい!
<このブロックで解説している項目>
大手ブランド人気ベスト5
まずは大手ブランドの人気ベスト5を紹介します。
大手メーカーが製造しているだけあって、最新の機能や、モデル数が多いことが特徴に挙げられます。
また工房系に比べて在庫数も豊富なので、年間を通していつでも購入しやすいという安心感があります。
特に人気が高いのは「セイバン」と「フィットちゃん」の2大ブランドで、常に最新の機能を取り入れた高品質なランドセルを作っています。
会社名 | 株式会社 セイバン |
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住所 | 兵庫県たつの市龍野町片山379-1 |
創業年 | 1919年(大正8年) |
モデル数 | 人工皮革:39 牛革:2 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:47,300円 最高値:93,500円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:990g 最重量:1550g |
セイバンはフィットちゃん同様、大手2大ブランドの一つで、TVCMでもお馴染みになった「天使のはね」という機能が人気です。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
最近では話題の光るランドセルが追加され、引き続き1,000gを切る超軽量モデルも人気となっています!
- 3/25(土):東京よりスタート!
- 3/26(日):東京
会社名 | 株式会社 ハシモトBaggage |
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住所 | 富山市北新町1丁目2番25号 |
創業年 | 1946年(昭和21年) |
モデル数 | 人工皮革:55 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:5~6万円台 最安値:55,000円 最高値:92,400円 |
重さ | 平均:1200g台 最軽量:940g 最重量:1340g |
フィットちゃんは大手2大ブランドの一つで、約190種類・50色以上の豊富なデザインパターンが特徴です。
主要モデルの価格帯は5~6万円台となります。
肩ベルトの厚みが従来モデルの2倍となった「楽ッション」モデル、デザイン性と安全性の両方を兼ね備えた「安ピカッ」モデルが人気です。
- 3/25(土):千葉
- 3/26(日):千葉
会社名 | 株式会社 協和 |
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住所 | 東京都千代田区東神田2-10-16 |
創業年 | 1951年(昭和26年) |
モデル数 | 人工皮革:28 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:43,700円 最高値:82,500円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:890g 最重量:1270g |
ふわりぃはランドセル業界で初めてクラリーノモデルを販売したブランドで、主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
1,000gを切るモデルを扱っているので、体が小さいお子さんでも安心して購入できます。
オーダーメイドの中には、障がいを持っているお子さんのためのランドセルも製作しています。
- 3/25(土):埼玉(大宮)、三重(四日市)、兵庫(姫路)
- 3/26(日):神奈川(川崎)、埼玉(川口)、静岡、兵庫(川西)
会社名 | イオンリテール株式会社 |
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住所 | 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地1 |
発足日 | 2008年(平成20年) |
モデル数 | 人工皮革:11 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:30,800円 最高値:74,800円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:980g 最重量:1200g |
イオンには、24色のカラーで3万円台の「はなまるランドセル」や、かるがる背負える「かるすぽランドセル」などのオリジナルモデルがたくさんあります。
最安値は3万円台で、主要モデルの価格帯は6~7万円台です。
オリジナルモデルの他、ブランドとコラボしたランドセルもあり、中にはイオンしか購入できない限定カラーもあります。
会社名 | 株式会社 羅羅屋 |
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住所 | 埼玉県川口市南鳩ヶ谷 3-22-1 |
創業 | 1974年(昭和49年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:55,000円 最高値:69,300円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1190g 最重量:1350g |
ララちゃんはオーダーメイドに力を入れているブランドのため、他のブランドに比べモデル数が少なくなっています。
オーダーメイドはオプションによって価格が異なりますが、早割セールを利用すると約6~7万円台で購入できます。
ちなみに早割セールは、早ければ早いほど割引率が高くなっています。
工房系(クラシック)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、昔ながらの「クラッシックなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
黒や赤を基調としたシンプルなデザインが特徴で、高級感や上品さを感じさせてくれます。
好き嫌いのないデザインなので、高学年になっても安心して使えるのが人気の理由です。
会社名 | 有限会社 黒川鞄 |
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住所 | 富山県富山市総曲輪(そうがわ)三丁目6番15-8号 |
創業 | 1895年(明治28年) |
モデル数 | 人工皮革:1 牛革:5 コードバン:6 |
価格 | 平均:9~15万円台 最安値:68,000円 最高値:398,000円 |
重さ | 平均:1500g 最軽量:1280g 最重量:1780g |
数あるランドセルブランドの中で、圧倒的な人気で一番早く完売してしまうのが黒川鞄で、毎年5~6月に全品完売となっています。
主要モデルの価格帯は9~15万円台となります。
すべて手作りで仕上げるため生産数が非常に少なく、人気モデルは販売開始当日に完売となるほどで、最も手に入りにくいランドセルとしてプレミア感が増しています!
- 3/25(土):東京(中目黒)、神奈川(武蔵小杉)、福岡
会社名 | 株式会社 土屋鞄製造所 |
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住所 | 東京都足立区西新井7-15-5 |
創業 | 1965年(昭和40年) |
モデル数 | 人工皮革:3 牛革:9 コードバン:3 |
価格 | 平均:8~12万円台 最安値:65,000円 最高値:190,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1490g |
土屋鞄は最安値が6万円台の高級ブランドで、主力モデルの価格帯は8~12万円台となります。
毎年、一定期間は全てに注文に対応していましたが、2024年度は予定数量に達したモデルから売り切れると発表。
ちなみに昨年は9月に全品完売となっているので、こちらも早めのチェックがおすすめです!
- 3/25(土):三重(四日市)
- 3/26(日):埼玉、滋賀(大津)
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 牛革:1 |
価格 | 79,900円 |
重さ | 1440g |
香久山鞄は鞄工房山本が展開するバッグや財布の一般鞄ブランドで、2023年度から新しくオリジナルランドセルの扱いがスタートしました。
特徴は牛革を使用したキューブ型のランドセルで、製作は鞄工房山本が行っているので、新規ブランドですが品質は確かです。
1モデルのみですが、性別を問わない5色がラインナップされているので、ぜひチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 池田屋 |
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住所 | 静岡県静岡市葵区呉服町1-30 札の辻クロス103 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:7 牛革:9 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:53,000円 最高値:100,000円 |
重さ | 平均:1300g 最軽量:1100g 最重量:1400g |
池田屋は毎年人気の高いブランドで、毎年カタログ配布の反響も全ブランド中トップクラスの多さです。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
シンプルで無駄のないデザインが特徴で、過去にはあまりの人気で7月下旬以降の展示会が、急きょ中止になることもありました。
- 3/25(土):埼玉(川越)、千葉
- 3/26(日):東京(府中)、神奈川(藤沢)
会社名 | 株式会社 モギカバン店 |
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住所 | 群馬県桐生市本町5-369 |
創業 | 1929年(昭和4年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:8 コードバン:4 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:58,000円 最高値:220,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1160g 最重量:1690g |
モギカバンは1929年創業の老舗メーカーです。伝統を継承しつつも、新しい工夫を取り入れたランドセルを作っています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
モギカバンは在庫が少なくなると、残りの受付可能数が表示されます。コードバンは毎年早くに品薄となるので、早めのチェックがおすすめです!
- 3/25(土):埼玉(浦和)
- 3/26(日):埼玉(浦和)
工房系(モダン)人気ベスト5
続いては工房系ブランドの中でも、流行を取り入れた「モダンなデザイン」で人気のブランドを紹介します。
ひと昔前まで工房系と言えばクラッシックデザインが主流でしたが、最近ではデザインやカラーにこだわるブランドも増えてきました。
工房系の中でもオシャレさにこだわって選びたい人は、ぜひ下記のブランドをチェックしてみてください!
会社名 | 株式会社 カバンのフジタ |
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住所 | 山形県山形市十日町1-2-27 |
創業 | 1957年(昭和32年) |
モデル数 | 人工皮革:8 牛革:12 コードバン:1 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:57,000円 最高値:108,000円 |
重さ | 平均:1300g台 最軽量:1150g 最重量:1450g |
カバンのフジタは「背負いやすさ」にこだわりを持ったブランドで、ランドセルはヘリを約2㎝カットした、軽いキューブ型モデルとなっています。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
2023年度のモデルでは、パステルカラーの光るランドセルが新たに追加。2024年度もカラーラインナップが増えているので、要チェックです!
- 3/25(土):宮城(仙台)
- 3/26(日):宮城(仙台)
会社名 | 株式会社 鞄工房山本 |
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住所 | 奈良県橿原市南浦町899 |
創業 | 1949年(昭和24年) |
モデル数 | 人工皮革:5 牛革:12 コードバン:5 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:49,900円 最高値:230,000円 |
重さ | 平均:1400g台 最軽量:1290g 最重量:1550g |
鞄工房山本は、クオリティの高いデザインが人気のブランドで、ラインナップも豊富です。
主要モデルの価格帯は、6~7万円台となります。
貴重なコードバンモデルのランドセルも販売しており、中には20万円を超えるプレミアムモデルもあります。
- 3/25(土):神奈川(川崎)、千葉(柏)
- 3/26(日):神奈川(川崎)、千葉(柏)
会社名 | 萬勇鞄株式会社 |
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住所 | 愛知県あま市西今宿平割一40番地1 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:10 牛革:16 コードバン:3 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:60,500円 最高値:101,200円 |
重さ | 平均:1300g 最軽量:1250g 最重量:1500g |
ランドセルブランド全体でも常に人気上位なのが萬勇鞄です。工房系の中では一早くモダンなデザインを取り入れ、カラーも豊富です。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
男の子向けではステッチ入りのかっこいいモデルが、女の子向けでは刺繍やパール加工されたモデルが人気です。
- 3/25(土):東京(三鷹)、三重(四日市)
- 3/26(日):東京(三鷹)、岐阜
会社名 | 有限会社 カザマ |
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住所 | 奈良県桜井市大字粟原字北谷666 |
創業 | 1950年(昭和25年) |
モデル数 | 人工皮革:26 牛革:0 コードバン:0 |
価格 | 平均:4~5万円台 最安値:46,000円 最高値:72,000円 |
重さ | 平均:1200g 最軽量:1000g 最重量:1250g |
カザマランドセルは人工皮革(クラリーノ)に特化したブランドで、主要モデルの価格帯は4~5万円台となります。
人工皮革は牛革やコードバンに比べ耐久性が落ちますが、カザマランドセルは6年間使用しても型崩れしにくいと評判が高いです。
また、カザマランドセルは近鉄特急とのコラボモデルがあるので、電車好きのお子さんは要チェックのブランドとなります。
会社名 | ナース鞄工株式会社 |
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住所 | 東京都足立区梅島3-12-20 |
創業 | 1948年(昭和23年)8月 |
モデル数 | 人工皮革:20 牛革:4 コードバン:2 |
価格 | 平均:6~7万円台 最安値:50,600円 最高値:121,000円 |
重さ | 平均:1100g台 最軽量:1030g 最重量:1650g |
キッズアミには、通常の形の他、半かぶせや横型ランドセルといった個性的なモデルがあります。
主要モデルの価格帯は6~7万円台となります。
コンバースランドセルも扱いがあるので、スポーツ好きで活発な男の子は、ぜひチェックしてみてください!
大手メーカーと工房系ブランドの違いについて
最近では非常にたくさんのランドセルメーカー・ブランドがあります。
近年人気が高まっているのは「工房系ブランド」ですが、実は厳密な定義というのはありません。
一般的に「職人さんが手づくりで作っている=工房系ブランド」という認識で使われています。
ランドセルの通知表ではもう少し細分化して、以下のように区分けしています。
大手ブランド | セイバンやフィットちゃんなど、生産数が多く知名度も高いブランド。 |
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工房系クラシック | 黒川鞄や池田屋など、工房系かつ昔ながらのシンプルなデザインが中心のブランド。 |
工房系モダン | カバンのフジタや萬勇鞄など、工房系かつオシャレなデザインが中心のブランド。 |
デザイン系ブランド | アーティファクトやグリローズなど、ファッション性に優れたデザインが中心のブランド。 |
コラボ系ブランド | ナイキやアディダスなどのスポーツブランドや、ディズニーやサンリオなどのキャラクターとコラボしたランドセルを発売しているブランド。 |
その他 | 上記以外のブランド。3万円台の安価なランドセルを扱っているブランドなど。 |
工房系ブランドの特徴
工房系ブランドの特徴は、一つ一つ職人が手づくりでランドセルを作っているという点です。
大手メーカーと違い、ミシン縫いではなく手縫いで仕上げているため、大量生産ができずに、価格も高くなってしまいます。
しかしその分、細かい部分も一針一針しっかり縫っていくので、丈夫でほつれにくく、品質が高いのが特徴です。
下記のグラフは、ランドセルの通知表で行った工房系ブランドに関するアンケート結果です。
「工房系ブランドを選ぶ際はどこにこだわりますか?」という質問に対して、約4割の人が「つくりの丁寧さ」と答えています。
6年という長期間使うランドセルだからこそ、細部までこだわって丁寧につくられた工房系ブランドを選ぶという人が多いようです。
一方で、工房系ブランドの相場価格は6~10万円程度と、大手ブランドに比べると平均相場は高めになっています。
コードバンなどの稀少で高額な革を使ったランドセルの場合は、15万円から20万円程度と、非常に高額になるケースもあります。
高額モデルになるほど生産数が限られるので、もし購入を考えている場合は、早めに申し込む必要があります。
特に人気が高いのが「黒川鞄」で、高価格帯モデルは毎年発売初日に完売してしうので注意しましょう。
工房系ブランドのランドセルは、大手のものと違っていつでも買えるわけではないので、早めの情報収集が大事になってきます。
大手メーカー系ブランドの特徴
大手メーカー系ブランドには、セイバンやフィットちゃん、ふわりぃのようなランドセル専門ブランドや、イオンやニトリなどの量販店ブランドなどがあります。
大手ブランドのランドセルは工場で作られているため、常に品質が安定していて、年間を通していつでも買えるというのが最大の強みです。
工房系ブランドのランドセルは秋頃には品薄になってしまいますが、大手ブランドのランドセルは十分に在庫があります。
また、新しい機能を取り入れるのも工房系より早く、機能面だけで見れば大手ブランドの方が優れている場合もあります。
価格帯も4~7万円台と幅があるので、予算に合わせてランドセルを選ぶことができるのも特徴の1つです。
工房系と大手系、どちらが良いかというのは一概には言えませんが、ランドセルの通知表が行った「工房系ブランドに対する興味の強さはどれくらいですか?」というアンケートでは、下図のような結果となっています。
工房系ブランドに強い興味を持っている層(上側2つの選択肢)がちょうど全体の3割となっています。
また「工房系ブランドとその他、半々程度で検討中」という層もほぼ同じくらいで約3割です。
ランドセル全体の販売数では、もちろん大手メーカー系の方が多いわけですが、上記のアンケート結果を見る限りだと、工房系ブランドを希望している(興味を持っている)人の割合はかなり増えてきていると感じます。
この傾向は年々強まっていますので、今年も工房系ブランドのランドセルには要注目と言えそうです。
百貨店のランドセルで人気なのは?
三越伊勢丹や高島屋、大丸松坂屋などは、自社でランドセルを製造しているわけではありませんが、人気ブランドとの「限定コラボモデル」などを販売しています。
毎年数量限定で販売されるアイテムなので人気が高く、できるだけ早めの購入がおすすめです。
また百貨店ランドセル売り場では、色々なブランドのランドセルを幅広く扱っているので、近くに百貨店がある人は実際に手に取って確認できるというのもメリットです。
以下で各百貨店の扱いモデルの一部を紹介するので、参考にしてみてください。
三越伊勢丹
- ポーター
高島屋
- タカシマヤ×フィットちゃんランドセル
- ポール&ジョーランドセル
- アニエスベーランドセル
- プーマランドセル
大丸松坂屋
- 村瀬鞄行レザーボルカ牛革カラーランドセル
- 村瀬鞄行レザーボルカプレミアム 牛革ランドセル
2024年度新作ランドセル情報
このブロックでは、各ブランドの2024年度新作ランドセル情報をまとめます。
セイバン
セイバンでは、以下のランドセルが新たにラインナップに加わりました。
【男の子】
- モデルロイヤルアーバン:67,100円
- スゴ楽スカイウォーク:71,500円
- モデルロイヤル・レジオノワール:80,300円
【女の子】
- スゴ軽フェアリースプリング:69,300円
- スゴ楽ハートバルーン:71,500円
- モデルロイヤル・レジオボタニカル:78,100円
中でも注目なのが男女ともに追加されている、「スゴ楽」ランドセル。
とことん背負い心地にこだわったモデルで、背当てはふわふわ。肩ベルトはランドセルのフィット感を高めるため、通常モデルよりワイドで湾曲した形状となっています。
なお、ランドセルのラインナップ一覧は、「セイバンのランドセル」ページでまとめています。新作以外にもたくさんのランドセルがあるので、ぜひチェックしてみてください!
黒川鞄
黒川鞄では新作モデルの追加はありませんが、既存モデルに新色が追加されています。
【シボ牛革キューブ型】
ライトブルー、ライトパープル、クリーム
【軽量クラリーノFキューブ型】
スカイブルー、ライラック、ミントグリーン
ランドセルブランドの中で圧倒的な人気がある黒川鞄は、2024年度も注目度が高く、すでに完売や残りわずかとなっています。
最新の在庫情報は、「黒川鞄のランドセル」のページでまとめています。購入を検討している人は、急いでチェックしましょう!
土屋鞄
土屋鞄も毎年人気の高いブランドで、2023年度は9月に全品完売となりました。
以前は夏頃までは多くのモデルで全注文対応となっていましたが、2024年度はそれぞれ生産数に達し次第、受付終了となるので、早めにカタログを取り寄せて準備しておく必要があります。
土屋鞄の2024年度の新作は、文様のデザインが印象的なランドセルで、価格が19万円と超プレミアムモデルとなります。
- HERTE(ヘルテ):190,000円
この他、アトリエ牛革ハイブリッドでは、2024年度「ミナペルホネン」とコラボしたランドセルがラインナップされています。
土屋鞄のカタログ申し込みに関しては「土屋鞄のランドセル」のページの他、各ブランドのカタログ発売日情報を一覧にしてまとめているラン活ページでもチェックできます。
鞄工房山本
鞄工房山本では、以下のランドセルが新作として登場。
【男の子】
- リベルタクラシック:69,900円
【男女兼用】
- .ユニ:69,900円
- ニューアンティーク:79,900円
中でも注目なのが「ニューアンティーク」。ヘリをカットしたキューブ型ランドセルのため、従来の牛革モデルより約60g軽い1,390gとなっています。
新作以外のランドセルは、「鞄工房山本のランドセル」ページでまとめています。鞄工房山本はランドセルの種類がたくさんあるので、ぜひチェックしてみてください。
なお、牛革のキューブ型ランドセルは、鞄工房山本の一般鞄ブランド「香久山鞄」でも扱いがあります。
香久山鞄のランドセルは、話題のくすみカラーがラインナップされているので、こちらもあわせてチェックしてみてください!
羽倉
羽倉も新作モデルの追加はありませんが、「ピンクベージュ」と「ピスタチオ」の新色が追加されました。
【羽倉2024年度新色】
ピンクベージュ、ピスタチオ
上記の2色が追加された羽倉は選べるカラーが28色となり、色選びを重視したい人に、ぜひチェックしてもらいたいブランドです。
羽倉の情報は、「羽倉ランドセル」ページでまとめています。今までに羽倉でランドセルを購入した人の口コミも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
池田屋
池田屋では、以下のランドセルが2024年度よりラインナップに加わりました。
- 防水クラリーノルーチェ半カブセ:65,000円
- 防水牛革ルーチェ半カブセ:75,000円
また防水牛革パステルカラーステッチでは「アッシュグレー×グレー」、防水牛革プレミアムカラーコンビでは「アカ×クロ」の新色が追加されています。
池田屋ランドセルの詳細は「池田屋ランドセル」ページでまとめているので、気になる人はチェックしてみてください!
モギカバン
モギカバンでは、以下の新作モデルが追加されました。
- たくみプレミアムウノ:58,000~59,000円
- たくみライトモデル:67,000円
- プリズミックスヴィクトリアンハートSE:68,000円
中でも注目なのが、「たくみライトモデル」。
丈夫さが求められるかぶせには牛革、本体にクラリーノを使用することで軽量化に成功したランドセルで、1,200gという軽さを実現しています。
なお、モギカバンの中でもコードバンを贅沢に使用した最高級の「コードバンマエストロ」「コードバン プレステージLE」は数量限定となっています。
高級ランドセルでしかも人気色を狙っている人は、できるだけ早めに「モギカバンのランドセル」ページをチェックしておくことをおすすめします。
萬勇鞄
萬勇鞄では、以下の新作が2024年度よりラインナップに追加されました。
【男の子】
- アッシュ:70,400円
【女の子】
- グレイスティアラ:67,100円
- ガーランド:69,300円
男の子の「アッシュ」はグレーを基調としたランドセルで、女の子向けの「グレイスティアラ」「ガーランド」は、ティアラと花をモチーフにしたモデルとなります。
【アッシュ】
【グレイスティアラ】
【ガーランド】
萬勇鞄の情報は、「萬勇鞄ランドセル」ページでまとめているので、興味のある人はあわせてチェックしてみてください!
カバンのフジタ
光るランドセルが人気のカバンのフジタでは、2024年度女の子向けに新作が登場。
- トリプルハート:72,800円
トリプルハートは女の子初の人工皮革の光るランドセルで、話題のパステルカラーをラインナップ。
この他の光るランドセルについては、「カバンのフジタのランドセル」ページでまとめています。男の子の向けの光るランドセルの情報もまとめているので、ぜひチェックしてみてください!
フィットちゃん
フィットちゃんでは、2024年度多数のランドセルが新作として登場しています。
【男の子】
- アレモ軽量(安ピカッ/楽ッション):69,850円
- ストリートファイン(安ピカッ/楽ッション):69,850円
- アレモ軽量ワイド(安ピカッ/楽ッション):72,050円
【女の子】
- シュシュ・フローラ軽量(安ピカッ/楽ッション):72,050円
- プラチナフラワー(安ピカッ/楽ッション):73,150円
- シュシュ・フローラワイド(安ピカッ/楽ッション):75,570円
【男女兼用】
- ゼロランド(安ピカッ):60,500円
- フィットちゃんベーシック軽量(安ピカッ/楽ッション):66,000円
- ゼロランド(安ピカッ/楽ッション):66,000円
- フィットちゃんベーシック軽量ワイド(安ピカッ/楽ッション):69,850円
- ルーモ(楽ッション):74,250円
中でも注目なのが、フィットちゃんで最軽量となる940gの「ゼロランド(安ピカッ)」。
形状を半カブセにすることで、使用する革を減らす事に成功。1,000gを切る重量となっています。
フィットちゃんのランドセルについては、「フィットちゃんランドセル」ページで詳しくまとめています。興味のある人は、ぜひチェックしてみてください!
ふわりぃ
ふわりぃでは2024年度、以下の新作モデルが追加されました。
【男の子】
- レジェランド:63,800円
- スーパーフラッシュフィーヴァー:68,200円
【女の子】
- レジェランド:63,800円
- プリンセスコレクション:66,000円
- スーパーフラッシュフィーヴァー:68,200円
中でも注目なのが、重さが890gの「レジェランド」。
カラーは画像左の「ロイヤルブルー/ロイヤルブルー」右の「キャメル/キャメル」を含む全4色で、価格は63,000円です。
ふわりぃはマザーズセレクション大賞を受賞しているので、ぜひ次のニュースもあわせてチェックしてみてください!
ランドセル業界の気になる最新ニュース
SNSで話題!セイバンのランドセル選びドキュメンタリー
セイバンが親子のランドセル選びをドキュメンタリー化した動画を公開。公開後3週間で40万回以上の再生を記録し、SNSで話題となっています。(※各SNSの視聴合計)
動画はセイバンの直営店で子どもたちがランドセルを選ぶ様子を、保護者がモニタリングする内容。子どもたちは、それぞれ2種類のランドセルを選んでもらっています。
今後のランドセル選びの参考となる動画なので、見たことがない人はぜひチェックしてみてください!
そして今年から、ブランドメッセージを「キミが好きなの、キミが選ぼう。」へ刷新しました。
— 【公式】天使のはねのセイバン (@seiban_official) February 1, 2023
メッセージに込めた想いを伝えるために、ドキュメンタリー動画を作成しましたので、ぜひご視聴ください。
👇フルバージョンはこちらhttps://t.co/lYh6RssPZ3#セイバン #ランドセル #天使のはね #ラン活 pic.twitter.com/fzHVvG0w5A
ランドセルのサブスクが登場!
2024年度よりランドセルのサブスクリプションサービス「RandS」が登場。サービスを提供する会社は、当サイトでも紹介している「コクホー」です。
プランがバリュー、ベーシック、スペシャルの3種類あって、交換期間や選べるランドセルが異なります。
なお、サブスクリプションではありませんが工房系で人気の「羽倉」には、購入したランドセルのかぶせを交換するサービスがあります。
かぶせを交換することで、全く違う印象のランドセルに変更することもできるので、これからランドセルを購入する人はあわせてチェックしてみてください。
ふわりぃがマザーズセレクション大賞を受賞!
ふわりぃのランドセルが、第14回マザーズセレクション大賞2022を受賞。受賞は2019年に続き2度目となっています。
マザーズセレクション大賞は、子育て期のママやパパが自分で使ってみた結果、他の人に薦めたい商品を選定するもので、信頼や好感のあるものだけが受賞できます。
ふわりぃのランドセルを利用している人の声としては、以下のようなものがありました。
- とても軽くて、子どもが使いやすい機能がたっぷりつまっている
- 他のランドセルには無いチェストベルトが付いていて子どもの背負い心地をよく考えている!
- 小学校に持っていくものが多く、少しでも軽いランドセルを探していた
- 軽量なのに大容量。無駄な装飾、またテレビ宣伝をしたりせず、子供の事を一番に考えた設計になっていると思います。
- お友達にすすめられて購入。実際軽くて容量も大きくて良かった。肩ベルトの機能も優れている。
セイバンのランドセルがふるさと納税の返礼品に
ランドセルの人気ブランド「セイバン」のランドセルが、製造工場のある兵庫県たつの市のふるさと納税の返礼品に追加されました。
寄付金額20万円で、60,500円相当の「モデルロイヤルクラシック」が返礼品としてもらえます。
金額が金額だけに利用できる人は限られますが、興味がある人は「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」などで兵庫県たつの市を探してみてください。
なお、その他ふるさと納税の返礼品に採用されているブランドとしては、山形市のカバンのフジタなどがあります。
学生鞄の落下検証実験
最近ではランドセルより軽いナイロンリュック、ポリエステルリュックなども学生鞄として選ばれるようになってきました。
数値的には軽いナイロンリュック、ポリエステルリュックですが、気になるのがその耐久性。落下した時に、荷物のタブレットなどに影響があっては、困ってしまいます。
そこで、ランドセル工業会とニッセンケンが共同で、ランドセル、ナイロンリュック、ポリエステルリュックの落下検証実験を行いました。
結果は、荷物をしっかりガードしたランドセルが一番耐久性が高いと結論づけています。
また、テレビ番組では、タレントさんが事故にあった時にランドセルのおかげで、軽いケガですんだというエピソードを話しています。
5日(月)夜7時からの #世界まる見え は??
— 世界まる見え!テレビ特捜部【公式】 (@marumie_tv) September 5, 2022
〇〇のおかげで助かりましたSP????#日向坂46 #影山優佳 さん ???
小学生の頃に
〇〇に救われていた!???#影ちゃん#高校生クイズ pic.twitter.com/sNReC4SLdY
ランドセルにはこのように子どもの体を守るという役割もあります。学生鞄を選ぶ際は、軽さだけではなくこのような点もしっかり考慮した上で選ぶようにしましょう!
絶対に失敗したくない!ランドセルの選び方を教えて
毎年色々なモデルやカラー、新機能などが登場するランドセル。どれを選べば良いのか迷ってしまいますよね。
一度購入したら6年間使い続けるものですから、絶対にランドセル選びでは後悔したくありません。
下のグラフは、ランドセルの通知表が行った「ランドセルを購入する際に重視することは?」というアンケートの回答です。
やはり男の子と女の子では重視するポイントが違うので、その点を意識したうえで、最新のランドセル選びについて詳しく解説します。
ラン活中の人はぜひ参考にしてください。
色選びについて
ランドセルのカラーリングは年々種類が増えていて、今はブラック・レッドだけではなく、ゴールドやホワイトなど、本当にたくさんの色があります。
年ごとにトレンドはあるものの、男の子の人気カラーは昔から変わらず「ブラック」で、半数以上の男の子がブラックを選びます。
一方で女の子の人気カラーについては2022年度に大きな動きがあり、長年一番人気だった「レッド」系を抑えて、「パープル(ラベンダー、スミレ)」系が一番人気となりました。
2024年度もこの傾向は続くと予想されていて、各社とも人気カラーのモデルを多数用意しています。
また今年も新たなトレンドとして「パステルカラー」の新色を各社発表しており、女の子の人気カラーについてはさらに好みが分かれそうです。
男の子は例年通り「ブラック」人気が続きますが、単純な黒一色モデルだけではなく、ステッチ部分に差し色を使った「黒x赤」「黒x青」などが人気と予想されています。
男女別の人気カラーについては下記ページでより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
耐久性と素材
ランドセルは6年間と非常に長期間使うものなので、耐久性や丈夫さに注目することも大切です。
ランドセルで使われる主な素材は、クラリーノ、牛革、コードバンの3つですが、それぞれ違いがあります。
クラリーノ | 牛革 | コードバン | |
---|---|---|---|
重さ | 1,100~1,200g | 1,300~1,500g | 1,400~1,500g |
高級感 | △ | 〇 | ◎ |
耐久性 | △ | 〇 | ◎ |
耐水性 | 〇 | △ | △ |
それぞれの素材について、重要なポイントを解説するので、素材を選ぶ際の参考にしてください。
クラリーノ
クラリーノは、他の素材に比べて軽くて耐水性に優れていて、3つの中でももっとも価格が安いのが特徴です。
ただクラリーノと一言でいっても、実はたくさん種類があるので、どれが使われているのかを確認しておきましょう。
大手のブランド扱っているクラリーノタフロックなどであれば、しっかりした耐久性があるので安心です。
ちなみによく勘違いされているのですが、「合成皮革=クラリーノ」ではありません。
クラリーノとは、株式会社クラレが作り出した人工皮革の総称なので、クラリーノではない「合成皮革」を使ったランドセルもたくさん存在します。
特に価格が安い激安ランドセルでよく使われていますが、耐久性、防水性ともにかなり質が落ちるので、注意が必要です。
クラリーノの種類や特徴については、こちらのページで詳しく解説しているので気になる人はチェックしてみてください。
牛革
牛革のランドセルは、革本来の美しさと高級感を感じさせてくれるのが特徴です。
さらに耐久性にも優れているので、多少乱雑に扱ったとしても大丈夫です。
使えば使うほど風合いが増していき、愛着がわくのが革素材の長所なので、6年間使うランドセルにはピッタリの素材といえます。
ただしクラリーノと比べて少し重くなるので、身体にフィットするかどうかを確認してから選びましょう。
なお、工房系で人気の「池田屋ランドセル」は、牛革の光沢に近いオリジナルの人工皮革「ベルバイオ」を開発。
軽くて価格もお手頃なので、牛革の重さが気になる人におすすめです。
コードバン
コードバンはランドセルに使われている革の中でも最高級の天然皮革です。
当然ながら価格が高く、相場は10万円前後、中には20万円以上のモデルもあります。
その分、高級感や革の美しさは他とは比べても抜きでていて、使えば使うほど味わいが出てきます。
耐久性にも非常に優れていて、ちょっとの衝撃では傷がつかないうえに、多少傷がついても自己修復するという特徴があります。
欠点は、希少な素材を使っているため生産数が少ないことで、人気モデルとなると即日完売してしまうケースもあります。
コードバンランドセルの人気モデルについては、「高級ランドセル」ページで最新の在庫情報を更新しているので、あわせてチェックしてみてください!
デザイン
ランドセルの見た目、「デザイン」もとても重要な要素です。
気に入ったデザインを選ぶことで、ランドセルへの愛着も強くなり、小学校生活も楽しく送ることができるからです。
特に女の子の場合は、男の子に比べデザインへのこだわりが強い傾向にあります。
ランドセルのデザインで注意したいポイントは次の3つです。
- 高学年まで使えるデザインか
- 子どもの好みに合うデザインか
- 地域でどのようなデザインが流行しているのか
最近ではシンプルなものから派手なものまで、多種多様なデザインのランドセルがあります。
パッと見だと凝ったデザインに目がいきがちですが、長く使うことを考えると、あまり派手なものだと良くないかもしれません。
1年生や2年生のうちはよくても、高学年になるにつれ、派手なデザインを恥ずかしく感じる子どももいるからです。
子どもの意見をしっかりと聞いてあげた上で、長く使っても飽きがこないデザインを選びましょう。
また、地域によってどんなデザインが多いかは異なるので、実際に通うことになる小学校に行って、どんな雰囲気か確認してみましょう。
ネット上で人気のデザインであっても、自分が住む地域では派手すぎて浮いてしまう…なんて可能性も。
ランドセルのトレンドは年々変化しているので、1つ上の学年の子どもが使っているランドセルを参考にさせてもらいましょう。
重さと背負いやすさ
先ほどのアンケート結果を見てもわかる通り、男の子・女の子ともに、重さを重視する人が多いです。
特に女の子の場合は男の子に比べ、重さを気にする人が多くなっています。
新一年生は、まだ体が小さく力も弱いので、できるだけ体に負担のかからないランドセルを選びたいものです。
この時、「ランドセルの重さ(重量)」にばかり目がいきがちですが、それと同じくらい、「身体にフィットするかどうか?」も大事です。
負担を軽くするためには軽いランドセルを選べばいいと考えがちですが、軽くても背負いにくい形だと、肩や腰に負担がかかって疲れの原因になります。
最近では各社とも、身体への負担を軽減する工夫を取り入れているので、単純な重さだけでなく、フィット感も意識して選びましょう。
下記に重量対策の工夫をしているブランドを挙げるので、ランドセルを選ぶ際の参考にしてください。
形、サイズ
ぱっと見ではどれも似たように見えるランドセルですが、実際には色々な形や種類があり、耐久性や重さが違ってきます。
- 学習院型
- キューブ型
- 全カブセ
- 半カブセ
主な形状とそれぞれの違いを解説するので、ランドセル選びの参考にしてください。
学習院型とキューブ型の違いは?
まずは「学習院型」と「キューブ型」の違いについて解説します。この2つの型の違いは、ランドセルに「ヘリ」があるかどうかです。
従来の学習院型ランドセル
キューブ型ランドセル
学習院型の方は、縫いシロの部分が飛び出しているのに対し、キューブ型は縫いシロがなく、スッキリとしています。
学習院型の方がヘリがある分、構造的にしっかりとしており、耐久性の面では優れていると言われています。
一方でキューブ型の方がコンパクトな作りのため、重量が軽く、背負いやすいというメリットがあります。
どちらも一長一短ありますが、もしキューブ型のランドセルを選ぶ場合は、収納力もあわせてチェックしておきましょう!
理由はコンパクトな分、収納力が不足するランドセルが一部あるからです。
ちなみにキューブ型ランドセルを採用していて、収納力がしっかり確保しているおすすめブランドは、「カバンのフジタ」や「香久山ランドセル」などになります。
両ブランドともに、全モデルがキューブ型ランドセルとなっています。
半カブセと全カブセどっちがいいの?
ランドセルはカブセの大きさによって、「全カブセ」と「半カブセ」に分けられます。
一般的なランドセルとしては、全カブセが主流ですが、最近ではオシャレな半カブセモデルを扱うブランドが増えてきました。
半カブセのメリットは、見た目のインパクトがあることのほかに、立てた状態で荷物を出し入れできるという点です。
小さな体でも扱いやすく、楽に中身を取り出すことができます。
しかしその反面、錠前に傷がつきやすいという欠点や、ブランドによってはサイズが小さく内容量が少ないものがあるため、選ぶ際は事前にしっかり確認しましょう。
A4フラット対応とA4クリア対応の違い
見た目の次は、内寸の広さ(内容量)をチェックしましょう。
現在のランドセルのサイズは、「A4フラットファイル対応」と、「A4クリアファイル対応」の2つに分かれます。
似たような名前で紛らわしいですが、「A4フラットファイル対応」の方がサイズは大きいです。
最近ではA4フラットファイル対応が主流となっていますが、激安ランドセルではA4クリアファイル対応となっていることがあります。
型落ちモデルや中国製のランドセルを購入する場合は、特にしっかりチェックしておくようにしましょう!
横幅、縦幅、マチ幅について
同じA4フラットファイル対応のランドセルであっても、やはりブランドごとに若干大きさは違ってきます。
具体的な内寸の広さをチェックする際は、カタログの横幅、縦幅、マチ幅に注目しましょう。
主なブランドの3サイズを表にまとめてみたので、大きさが気になる人は参考にしてください。単位は全て㎝となります。
横幅 | 縦幅 | マチ幅 | |
---|---|---|---|
セイバン | 23.5~25 | 31~32 | 12~13 |
フィットちゃん | 23.3 | 31 | 11~13.5 |
萬勇鞄 | 23.5~24 | 31.5 | 12~12.5 |
池田屋 | 23.3 | 31.2 | 12.2 |
カバンのフジタ | 23.5 | 31.5 | 12.5 |
鞄工房山本 | 23.3 | 30.5 | 12 |
羽倉 | 23.2 | 30.6 | 12 |
黒川鞄 | 23.5 | 31~31.3 | 12~13 |
土屋鞄 | 23.2 | 31 | 11.5~12.5 |
ふわりぃ | 23.5 | 30.5 | 12~13.5 |
モギカバン | 23.2~23.5 | 30.5~31.5 | 12.5 |
神田屋鞄 | 23 | 31 | 12 |
イオン | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
LIRICO | 23.5 | 31.3~31.5 | 12.5 |
ララちゃん | 23~24 | 32 | 10~12.5 |
村瀬鞄行 | 23.5 | 31 | 12~13 |
キッズアミ | 23.5 | 31~31.5 | 11~13.5 |
背当て
最近ではおしゃれな背当てが増えていますが、選ぶ際は通気性などの機能面もしっかりチェックしましょう。
背当ては、ランドセルの中で体に触れる面積が最も大きい部分で、通気性やフィット感など、背負い心地に関係してきます。
大手のセイバンでは一部のモデルの背当てに、吸湿と放湿を繰り返す「ブレスレザー」という合成皮革を使用しています。
実験結果によると、従来品と比べ吸放湿性は約4倍以上となっており、子どもたちの汗ムレを防いでくれます。
その他のブランドでもセイバン同様に背当ての素材にこだわったり、通気性をよくするために、立体的な構造にしたりするなどの工夫をしています。
人気ブランドの背当ての工夫をまとめるので、ランドセル選びの参考にしてみてください。
ブランド | 工夫 |
---|---|
セイバン | 吸放湿性に優れたブレスレザーを使用 |
フィットちゃん | エアーフレッシュ素材を使用したウェービータッチ |
羽倉 | 帝人コードレが開発したエアリーソフトを使用 |
カバンのフジタ | 肌ざわりのよいふっくら天然牛革を使用 |
鞄工房山本 | 硬さの異なる二種類のウレタンフォームで凹凸を作成 |
萬勇鞄 | ウレタンとスチロール両方を使用 |
池田屋 | 通気孔のあるピンホール人工皮革を使用 |
6年保証について
ランドセルを選ぶ際には、購入後の「アフターサポート」も気になると思います。
特に元気な男の子のいる家庭では、万が一壊れてしまった場合に、ちゃんと対応してくれるか気になるところ。
ほとんどのブランドで当たり前のように6年保証がついていますが、注目して欲しいのが、故意の場合の対応方法。
人気ブランドで見ると、無料と有料で半々くらいとなっています。
ブランド | 故意 | 修理時の送料 |
---|---|---|
セイバン | 無料 | 無料 |
池田屋 | 無料 | 無料 |
土屋鞄 | 無料 | 無料 |
鞄工房山本 | 無料 | 不明 |
羽倉 | 無料 | 無料 |
フィットちゃん | 有料 | 無料 |
ふわりぃ | 有料 | 片道分のみ有料 |
黒川鞄 | 有料 | 無料 |
カバンのフジタ | 有料 | 無料 |
萬勇鞄 | 有料 | 片道分のみ有料 |
モギカバン | 有料 | 無料 |
特に入学したばかりの子どもは、ランドセルをどのように扱うのか分かりません。
ちなみに、Twitterには、入学4日目にしてランドセルがボロボロになってしまったという投稿がありました。
どうやらお子さんがランドセルが重くて、地面に投げつけた事により傷だらけになってしまったようです。
このようなケースの場合、故意と判断されブランドによっては、有償対応となる可能性があります。(修理期間中の代替えランドセルはほとんどのブランドで貸出対応しています)
もしランドセルの扱いに不安がある場合は、「セイバン」や「池田屋」と言った故意でも無料で対応してくれるブランドで購入するのがおすすめです!
なお、激安ランドセルの場合、「6年間保証付き」と書かれていても、実際には全然サポートしてくれないというトラブルも起きています。
買い換えるとなった場合、逆に高くなることもあるので、激安ランドセルはできるだけ避けるようにしましょう。
6年間保証の目印となるランドセル認定書
激安ランドセルの購入を検討する場合は、ランドセル工業会が発行している、「ランドセル認定書」の有無をチェックしてみてください。
ランドセル工業会には「セイバン」「フィットちゃん」「鞄工房山本」「羽倉」など、多くのブランドが参加していて、基準をクリアしたモデルに認定書がつきます。
- すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの
- 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの
- 素材は皮革又は人工皮革とする
- 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの
- サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31㎝前後、幅が23㎝前後であること
6年間保証の目印になるので、激安ランドセルを購入する際は、認定書の有無を必ずチェックしておきましょう!
その他
「錠前」や「持ち手ハンドル」なども使いやすさに関わってくるので、ランドセル選びの際にはチェックしておきたい項目です。
錠前
錠前にこだわっているブランドはたくさんあります。
例えばセイバンの「ワンタッチオートロック」は、金具を押すだけでカチッと施錠できます。
低学年の子どもでも、簡単に締められるよう工夫されています。
また、フィットちゃんの「3段ワンタッチ」は、荷物の量に合わせてロック部分を調節できるタイプ。
荷物が少ない日はコンパクトに、多い日でもスムーズにロックすることができます。
その他にも、株式会社マツモトが発売している「くるピタ錠前」という、近づけるだけで自動的にロックしてくれる錠前などがあります。
子どもの使いやすさを考えると、錠前にも少し気を使ってあげることがおすすめです。
持ち手ハンドル
ランドセルの持ち手ハンドルはいるのか、いらないのか。迷ってしまう人も多いですよね。
持ち手ハンドルは、持ち運びやすいという点はもちろんのこと、ランドセルが型崩れしにくいというメリットがあります。
一方でデメリットとして、引っ掛かりやすい、髪や首に当たる、イタズラで後ろから引っ張られる可能性があるなどがありますが、ママたちの意見としては「あった方が良い」というのが多数です。
そのため、標準機能として最初から装備されているブランドも多くなっていますが、中には「持ち手ハンドルは不要だからその代わり値段を安くして欲しい」という意見の人もいます。
ちなみに、持ち手ハンドルがオプション対応となっている人気ブランドは以下になります。
鞄工房山本の最安値モデル「ピコ」であれば、持ち手ハンドルが不要な場合、5万円以下でランドセルを購入することができます。
- ピコ(持ち手なし):49,900円
- ピコ(持ち手あり):54,800円
→持ち手料金は4,900円
ランドセル選びでよくある悩み
カタログ取り寄せや展示会訪問はした方がいい?
ランドセルを購入する際は、必ずカタログを取り寄せたり、展示会に足を運んだりした方がいいのか?
このように感じる人もいると思います。
ランドセルの通知表ではカタログ取り寄せと展示会訪問について、独自にアンケートを行ってみました。
以下は300人に対して、カタログに関するアンケートを行った結果のグラフです。
ランドセル購入予定者のアンケートを見てみると、カタログについて前向きな人が多いことが分かります。
最近はインターネットで詳しい情報が確認できるので、わざわざカタログを取り寄せる必要はないという人もいますが、半数以上はカタログを取り寄せた方が良いと考えています。
カタログを取り寄せることによって、インターネットでは確認できないような詳しい情報や、生地見本、カラー見本などが手に入ることもあります。
ランドセル選びで失敗したくない人は、念のためカタログを取り寄せておくことをおすすめします。
次は展示会についてのアンケート結果です。こちらも300人にアンケートを実施しました。
アンケートの結果を見てみると、こちらも展示会へ行きたいと考えている人が過半数を超えています。
展示会は、ランドセルを見るだけでなく、実際に触ったり背負ったりすることができるので、子供に合ったランドセルを見つけやすくなります。
もし行くチャンスがあるならば、ぜひお子さんを連れて行ってみるのがベストだと思います。
しかし展示会は開催地が限定されているため、行きたいと考えていても行くことができない人もいると思います。
そのような場合は、百貨店や大型量販店のランドセル売り場を見に行ったり、一部のブランドが行っている「ランドセルの貸出サービス」を利用してみましょう。
各ブランドのカタログ配布やランドセルの貸出サービスについては、こちらで詳しくまとめているので参考にしてください。
子供と親で意見が違ってしまった場合はどうする?
もしも親子で違うランドセルを求めてしまった場合、最終的にどちらの意見を優先すべきなのでしょうか。
当サイトが独自に行ったアンケートでは、最終的な決定は「子どもの意見」でという家庭が半数以上でした。
しかし6年間という長い期間使うことを考えると、子どもの意見だけで選ぶのはちょっと心配という気持ちもわかります。
こんな場合は、子どもがどんな点を気に入ってランドセルを選んでいるのかをよく聞いてみましょう。
デザインなのかカラーなのか、それとも他のポイントなのか?
それを確認した上で、似たようなタイプでより背負いやすいランドセルがないか調べてみましょう。
いくつかの候補を比べてみることで、親と子ども双方が納得できるランドセルが見つかる可能性があります。
キューブ型ランドセルの購入で失敗したという感想はなぜ?
ヘリがないキューブ型ランドセルは、コンパクトで軽いのですが、収納力が少ないという欠点もあります。
キューブ型のランドセルを購入する際には、どのくらい容量があるかしっかりと確認しましょう。
例えば全モデルがキューブ型のカバンのフジタでは、A4フラットファイルに対応し、収納力が大きくなるための工夫もしています。
キューブ型のランドセルでもモデルによって違うので、失敗しないように確認することが大事です。
流行のランドセルを購入するのに不安がある
人気のカラーやデザインは時代とともに移り変わるので、6年後を考えると少し不安に思う人もいるかもしれません。
比較的シンプルなデザインであれば問題ありませんが、あまり派手なデザインやカラーを選んでしまうと、高学年になってから恥ずかしいと感じる子どもいるので注意が必要です。
もし心配な場合は、一緒に入学する友達の家に聞いてみたり、一つ上の学年の子どもたちがどういったランドセルを背負ってるか確認してみましょう。
周りで同じようなランドセルを使っている子が多いなら、浮いてしまう可能性は少なくなります。
実際に購入した人の口コミ体験談
実際にランドセルを購入した方から、写真付きで詳しい体験談を送ってもらいました。
ランドセルを選ぶ際に一番参考になるのは「実際に使った人の生の声」です。
口コミは随時更新していますので、気になっているブランドがあればぜひチェックしてみてください!
※すでにランドセルを購入済みの方へ
もし2023年、2024年モデルのランドセルを購入済みの方がいたら、ぜひ下記のページから体験談の投稿をお願いいたします。
手元に届いたランドセルを見て、良かった点や悪かった点があればぜひ共有していただきたいです。
今ラン活中の方にとって、何よりも参考になる情報だと思います。
ささやかですが、体験談を投稿してくれた方にはAmazonギフト券をプレゼント中です!
みんなが後悔のないランドセル選びを出来るように、ぜひご協力いただければ幸いです。
セイバン「スゴ軽スウィートスウィーツ」の体験談 New!
フィットちゃん「パステルガール」の体験談
セイバン「モデルロイヤルクリスタル」の体験談
セイバン「プーマスタンダードエディション」の体験談
カバンのフジタ「トラッド」の体験談
池田屋「マットクラリーノカラーコンビ」の体験談
ふわりぃ「スーパーフラッシュ」の体験談
ランドセルに関するよくある質問まとめ
このブロックでは、ランドセルに関するよくある質問をまとめています。
これから購入を検討している人はぜひ参考にしてください。
<ランドセルに関するよくある質問一覧>
2024年度のランドセルはいつ買うのがベスト?
2024年度向けのランドセルは、2022年の12月から販売開始予定で、2023年2月中には多くのブランドでスタートとなります。
毎年は4月から5月かけてのGW、7月から8月の夏休みに購入する人が増えるので、ピーク前の購入がおすすめです。
最新在庫については、ラン活情報ページでまとめているのでぜひ参考にしてください。
男女別のランドセル人気色は?
男女別で見た場合、男の子の人気カラーは毎年「黒」が圧倒的な人気となっていますが、女の子は年ごとに傾向が変わります。
ここ数年は「ピンク系」が人気を伸ばしていましたが、2022年度では初めて「紫系」のカラーが人気No.1となりました。
2024年度向けとしては「紫系」のカラーと、淡い色合い(ニュアンスカラー)のモデルが人気となりそうです。
ランドセル購入で後悔してしまう原因は?
ランドセル選びで後悔してしまわないために、先輩パパやママ達が後悔していることを知っておくことも大切です。
ランドセル購入後に後悔していることについて、当サイトでアンケートを行ってみた結果、
最も多かったのは、色やデザインで後悔しているという意見でした。
「もっと落ち着いたカラーにすればよかった」
「オーソドックスなデザインにすればよかった」
など、高学年になってから色やデザインで後悔してしまうという人が目立ちました。
ランドセルを購入するのは、幼稚園の年長さんなので、その時の好みだけでなく、先のことまで考えて選ぶ必要があります。
続いて、サイズや機能、予算、重さなどでも後悔している人も多くいます。
予算はもちろんのことですが、使いやすさや背負いやすさなど、子供目線になってランドセルを選んであげましょう。
また、その他の中には、
「狙っていたランドセルが買えなかった」
「牛革にすればよかった」
などの意見が多くありました。
狙っているブランドやモデルがある場合は、できるだけ早くカタログを取り寄せるなど、ラン活に対する準備をしっかりしておくのがポイントです。
さらに、価格だけで決めてしまわずに、素材にもしっかりとこだわることなど、後悔しないためには色々な面から検討することが大切です。
兄弟姉妹のお下がりランドセルってあり?なし?
ランドセルは高いので、お下がりで済ませたいという気持ちもわかりますが、お古で済ませてしまうと、逆に高くついてしまう恐れがあります。
長年使い続けると、どうしても色々な部分で劣化が起こるので、何度も修理に出す羽目になって、結果的高くつくケースも。
ランドセルの保証期間は6年までなので、それ以降は修理費がかかります。さらに最悪の場合は修理もできずに、買い替えることになってしまうかもしれません。
このようなトラブルを考えると、やはりお下がりではなく新しいランドセルを使った方が無難だと思います。
左利きの子どもランドセルはある?
残念ながらランドセルには、左利き用というものは用意されていません。
左利きの子でも使いやすいランドセルを選ぶのであれば、注意すべきポイントは次の3つです。
- ナスカンが左右に付いているか
- 防犯ブザー用のDカンが両方に付いているか
- 前ポケットが左右どちらからも開けられるラウンドファスナーになっているか
ブランドやモデルによっては、ナスカンやDカン、ファスナーなどが片側にしかついていないものがあります。
基本的に右手で操作することが前提として作られているので、片側しかないモデルは左利きの子には扱いづらいことも。
左右対称に金具が付けられているモデルの方が、左利きの子でも安心して使うことができます。
ランドセルカバーは必要ですか?
雨や風、汚れなどからランドセルを守ってくれるランドセルカバー。
ランドセルを綺麗に使い続けるために便利なアイテムですが、絶対に必要というわけではありません。
ランドセルカバーをつけることで、せっかくのランドセルのデザインが見えなくなってしまったり、素材の良さを感じられなくなってしまったりします。
さらには、ランドセルカバーを長期間つけっぱなしにすると、逆にランドセルを劣化させてしまう恐れもあります。
ランドセルカバーを使用する際には、
- 定期的に外してお手入れする
- デザインを損なわないクリアタイプを選ぶ
- 雨の日だけつける
など、うまく工夫しながら活用することをおすすめします。
ブランドランドセルがいじめの原因になることはある?
ランドセルの多様化によって価格帯にも大きな幅が出来ており、安いランドセルと高いランドセルでは大きな金額差があります。
高級ブランドのランドセルを使うことで、いじめられてしまうのではないかと心配する声もありますが、子ども同士の関係で考えればその心配は少ないと思います。
なぜなら子ども自身が高級ブランドかどうかを判別することはできないからです。
ただし、親同士の関係でそういった噂がたってしまうという可能性はゼロではありませんので、もし心配な場合は、自分が住んでいる地域ではどんなランドセルが主流なのかを調べてみると良いと思います。
これは「ランドセルの色」でも同じことが言えるので、特徴的な色やデザインのランドセルを検討している場合は、一度学校側にも質問して事前に調べてみることをおすすめします。
まとめ
ランドセル選びに役立つ人気ランキングや、選び方のポイントなどをまとめてきました。
ランドセルの通知表では毎年独自のアンケートを行ったり、各メーカー・ブランドにインタビューを行なうなどして、常に最新のラン活情報をお届けしていますので、ぜひランドセル選びの参考にしてください。
情報が多すぎて迷った時は、「とりあえず気になるブランドのカタログを取り寄せる」を合い言葉にしましょう。
カタログをいくつか読むことで、ラン活をしている実感も湧いてくると思うので、ぜひ家族みんなでカタログを見比べて、気になるモデルを探してみてください。